誕生日間近の藤原竜也、大阪舞台挨拶でビリケンさんもらって大喜び

映画は、人を意のままに操ることができるが、その能力ゆえに孤独な人生を歩んできた男（藤原）と、そんな男が出会った唯一操ることのできない男・田中終一（山田）の対決を描くサスペンスアクション。「インシテミル 7日間のデス・ゲーム」でもタッグを組んだ藤原と中田監督は、「また一緒に面白いものをやりたい」と互いに話していたといい、今回の企画が立ち上がった際に、中田監督は「世界を敵にまわす、世界から孤立した男が人間を操るというダークなんだけどかっこいい役は彼をおいてない」と藤原との4年ぶりの再タッグにのぞんだ。

一方、藤原は見るだけで相手を操れるという設定ゆえに、目だけのカットをたくさん撮影したという。「映画は監督のものなので、監督に言われた通りにやっていましたが、さすがにもういいんじゃないか、と思うくらい目を撮られ続けました（笑）」と振り返り、「目だけなので、自分でも撮影中どうつながっていくのかと思っていて。見終わった後は納得のいくようになっていたので良かったです」と中田監督の手腕を称えた。

また、プライベートでも年に2回は大阪を訪れているという藤原は、「すぐ近くの劇場で舞台やったりしていますので、ぜひ来てください。大阪は住みたいくらいです。僕は西武ライオンズのファンですが、阪神タイガースも好きですし、人もあたたかい。食べものもおいしいし、大阪の空気が好きです」と大阪愛をアピール。そして、2日後の5月15日が藤原の誕生日であることから、中田監督からサプライズで大阪名物のビリケンの置物がプレゼントされた。「寝室に飾ります」と喜んだ藤原は、「足をかくとご利益がある」と言われていることにあやかり、映画大ヒットの願掛けとして、しきりにビリケンの足の裏をなでていた。

「MONSTERZ モンスターズ」は5月30日全国公開。