未来穂香×青山美郷 注目若手女優が主演の青春映画「思春期ごっこ」が公開
2014年5月14日 06:00
［映画.com ニュース］ 思春期の多感な少女たちの揺れ動く関係を描いた青春映画「思春期ごっこ」が、8月23日から東京・新宿武蔵野館でレイトショー公開されることが決まった。
女子校に通う中学3年生の鷹音と三佳は親友同士で、三佳はお気に入りの小説「思春期ごっこ」を読みふけり、美術学校への進学を志望する鷹音は、三佳をモデルに絵を描いていた。しかし、元小説家で現在は図書館司書をしている「思春期ごっこ」の作者・奈美江と知り合い、三佳が奈美江に強いあこがれを抱いたことから、変わらないと思われた2人の関係に変化が訪れる。
三佳への思いや、奈美江への嫉妬心に葛藤する鷹音役を、ファッション誌「non-no」の専属モデルで、映画「江ノ島プリズム」や主演ドラマ「イタズラなKiss～Love in TOKYO」などでも活躍する未来穂香、夢と現実の狭間で挫折を経験し、成長していく三佳には、ソニー・ミュージックアーティスツ所属の若手女優で結成された「劇団ハーベスト」のメンバーで、芦田愛菜主演作「円卓 こっこ、ひと夏のイマジン」では主人公の三つ子の姉を1人3役で演じていることでも注目の青山美郷が扮し、大人へと成長していく少女期特有の繊細な心の機微を体現。また、過去の栄光から抜け出せずにいる元小説家の奈美江は、川村ゆきえが演じている。
「スクールガール・コンプレックス」や「絶対領域」など、思春期の少女をモチーフにした写真集で人気を博す写真家の青山裕企が、作品を代表するメインビジュアルを撮り下ろした。監督は、オムニバス映画「放課後たち」などにも参加し、同じく思春期の少女を主人公にした短編作品を多く手がけてきた25歳の倉本雷大が務め、長編映画デビューを飾った。
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