「レ・ミゼラブル」監督とエディ・レッドメインが再タッグ 性転換者が主役の新作
2014年5月1日 11:10
[映画.com ニュース] 記録に残る歴史上初の性転換者と言われるデンマーク人男性とその妻の実話を映画化する「ダニッシュ・ガール(The Danish Girl)」で、「レ・ミゼラブル」のトム・フーパー監督と英俳優エディ・レッドメインが再タッグを組むことになった。
「ダニッシュ・ガール」は、デビッド・エバーショフの同名の原作(邦訳は講談社刊「世界で初めて女性に変身した男と、その妻の愛の物語」)をもとに、1930年に男性から女性へと性転換したデンマークの画家アイナール・ウェゲナー(女性名:リリ・エルベ)と、その妻で同じく画家のゲルダの関係を描く。
数年前から映画化が企画されている作品で、当初はニコール・キッドマンがプロデューサーとウェゲナー役での主演を兼ねる予定だった。妻役に最初はシャーリーズ・セロン、その後グウィネス・パルトロウがキャスティングされたが、いずれも降板し、4年前から新たな動きが見られなかった。
米Deadlineによれば、フーパー監督が「レ・ミゼラブル」以来のメガホンをとり、レッドメインが性転換するウェゲナー役で主演する。妻ゲルダ役は未定。「レ・ミゼラブル」同様、英ワーキング・タイトルが製作を手がける。