片岡愛之助&熊切あさ美共演「歌舞伎町はいすくーる」予告編公開 桜塚やっくんも出演
2014年4月15日 22:00
[映画.com ニュース] 塩谷瞬の主演で、もとはしまさひで氏のコミック「定時制歌舞伎町高校」を実写映画化した「歌舞伎町はいすくーる」の予告編が完成。また、同作の撮影で出会って意気投合し、交際に発展した片岡愛之助と熊切あさ美が共演している場面や、昨年10月に交通事故で不慮の死を遂げた桜塚やっくんさんがワンシーンのみ飛び込みで出演している場面のシーン写真も、あわせて映画.comが独占入手した。
「歌舞伎町の帝王」と呼ばれる不動産会社社長の覇稲剣(はいね・けん)は、金儲けに飽き、新たな刺激を求めて学校に通いたいと言い始める。そんな剣の要望に応え、大番頭の鬼九政宗(きく・まさむね)が歌舞伎町のど真ん中にある定時制高校を見つけ、剣は裏口入学することになるが、その学校にいるのは、街金を裏稼業にする校長・二階堂をはじめ、プロレスラーやゲイの生徒など変わり者ばかりで、さまざまな騒動が巻き起こる。
予告編は、塩谷が演じる剣や、「半沢直樹」でブレイクした片岡扮する政宗、NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」に出演中の川野太郎が演じるラッパー・大霧角照(だいきり・かくてる)、「non・no」専属モデルから女優に転身した大島なぎさ扮するヒロイン・神来夢(じん・らいむ)、熊切がセクシーに演じるバーレスクダンサーの女教師・鵙古美優瑠(もずこ・みゅうる)ら、個性的なキャラクターが続々と登場。コメディからアクション、SF、青春まで、あらゆるジャンルが交錯する濃厚な作品世界が垣間見える。
撮影が行われたのは、2012年10月5~20日。片岡と熊切は、予告編の中でも印象的な美優瑠のバーレスクダンスのシーンで初対面。熊切は、片岡に歌舞伎や演技の話を熱心に聞いていたという。また、クランクイン初日には、桜塚さん率いるバンド「美女♂men Vlossom」も飛び入り参加。公開された場面写真には、ウサギの耳をつけ、ピンクの衣装に身をまとった在りし日の桜塚さんの姿を確認することができる。映画は、5月3日から公開。