水谷豊&成宮寛貴ら「相棒」チーム、5大都市生中継で紅茶の乾杯
2014年4月2日 20:28

[映画.com ニュース] 水谷豊主演の人気刑事ドラマ「相棒」の劇場版シリーズ第3作「相棒 劇場版III 巨大密室!特命係 絶海の孤島へ」の“列島縦断”完成披露試写会が4月2日、全国5大都市で同時開催された。東京会場には水谷と成宮寛貴、北海道会場には山中崇史と片桐竜次、大阪会場には石坂浩二と小野了、名古屋会場には大谷亮介と和泉聖治監督、福岡会場には川原和久と豪華レギュラー出演陣が全国に散らばっての5都市相互生中継が行われ、東京会場のEXシアター六本木では邦画史上初となる4Kでの上映が実現した。
2000年の放送開始から14年、これまでに4本の劇場版が製作され、特命係の2人がメインで活躍する劇場版としては約3年半ぶりとなる最新作。特命係の杉下右京(水谷)と甲斐享(成宮)が、東京から300キロ離れた太平洋に浮かぶ絶海の孤島で起こったある事件と、その裏に渦巻く巨大な陰謀に挑む。
水谷は、「劇場版の1作目は亀山薫(寺脇康文)、2作目は神戸尊(及川光博)。甲斐享が映画にならなかったらどうしようと思っていた(笑)。今日はホッとしてる。うれしいです」と挨拶。水谷の3代目“相棒”として劇場版初参戦となった成宮も、「ずっと『相棒』に出たいと思っていたけれど、もし犯人役で出ていたら今ここにいられなかった。劇場版に出演できて心からうれしい」と達成感をにじませた。
沖縄で約1カ月に及ぶ大規模な撮影が行われ、水谷は「危険、汚い、きつい。あ、3Kだ(笑)」と冗談を飛ばしながら、「何があろうと逃げることができない状態だったけど、何があっても頑張ろう、やるしかないと思っていた。存分に我々のコンビネーションを楽しんで」と、相棒の成宮とともに乗り切った過酷な撮影を振り返った。
最後に水谷は、杉下右京のお家芸ともいえる“紅茶注ぎ”をステージ上で初生披露。各都市のキャストと中継スクリーン越しに紅茶で乾杯すると、「『相棒』史上最高密度のミステリーのはじまりです」と幕開けを告げた。
「相棒 劇場版III 巨大密室!特命係 絶海の孤島へ」は4月26日から全国公開。
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