リブート版「スカーフェイス」にチリ人監督パブロ・ラライン
2014年3月31日 08:05

[映画.com ニュース] 米ユニバーサル・ピクチャーズが約3年前から企画している、新版「スカーフェイス」の監督として、2012年の映画「NO」で第85回アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされたチリ人監督パブロ・ララインが交渉中であることがわかった。
同作は、過去に「暗黒街の顔役」(1931/ハワード・ホークス監督)と「スカーフェイス」(83/ブライアン・デ・パルマ監督)として(いずれも原題は「Scarface」)、2度映画化されたギャング映画の傑作。
今回のリブートでも、「アウトサイダー(移民)がその屈折したアメリカンドリームを叶えるべく、暴力と非情な手段をもって裏社会でのし上がっていく」という既存の2作品に共通する要素を踏襲するが、舞台や主人公の設定は異なる。
米The Wrapによれば、新作の舞台は現代のロサンゼルス、主人公トニーはメキシコ人移民になるという。プロデューサー陣は、実際にラテンアメリカ系の俳優を主役にキャスティングする予定だ。ちなみに、トニーは「暗黒街の顔役」ではポール・ムニ扮するイタリア人、「スカーフェイス」ではアル・パチーノ扮するキューバ人だった。
脚本は、何度か改稿を重ね、最新バージョンは「さらば、ベルリン」のポール・アタナシオが手がけている。ラライン監督にとっては、初めてのハリウッド映画となる。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

ミッキー17
【史上最悪の“ブラック仕事”爆誕】転職したら“死ぬ→生き返る→死ぬ→生き返る”…無限労働だった話
提供:ワーナー・ブラザース映画

日本の映画料金は高すぎる…!?
【そんな人に朗報】衝撃の価格破壊!! 2000円→750円になる“神・裏ワザ”教えます
提供:KDDI

「イノセンス」4Kリマスター版
【いま観ずに、いつ観る?】公開20周年記念、劇場“初”公開!“究極”の「イノセンス」が解放される
提供:TOHO NEXT

石門
就活中に妊娠、卵子提供のバイト、生活に困窮…壮絶、しかし共感する驚愕体験【100%超高評価作】
提供:ラビットハウス

35年目のラブレター
【感動実話に“とんでもない絶賛”の嵐】噂を聞きつけ実際に観てきたら…忖度なし正直レビュー!
提供:東映

異常な映画みつけました
【クレイジー】壮大VFXを監督がほぼ1人で製作、完成に12年、正確に言うと未完成…面白すぎる
提供:Henge