品川監督、キャスト陣からの絶賛に「バラエティとの差に酔いそう!」
2014年3月25日 22:40

[映画.com ニュース] 第6回沖縄国際映画祭で審査員特別賞ゴールデンシーサー賞に輝いた「サンブンノイチ」の試写会が3月25日、都内で行われ、監督の品川ヒロシをはじめ、主演の藤原竜也、小杉竜一(ブラックマヨネーズ)、中島美嘉、窪塚洋介らが舞台挨拶に立った。
3分の1ずつの山分けを条件に人生逆転を狙う3人組が銀行強盗を成功させるも、その後、思わぬ横やりが入り事態は意外な方向に展開していく。
この日、会場となったTOHOシネマズ日本橋には品川監督、藤原、中島、窪塚に加え庄司智春(品川庄司)、河本準一(次長課長)、松田大輔(東京ダイナマイト)、ワッキー(ペナルティ)、YASU-CHIN(ヤスチン)が集結。この10人が、3スクリーンに分かれ舞台挨拶を行ない、誰がどのスクリーンに来場するかは事前に知らされないという文字通りの「3分の1」の確率という状況だったが、報道陣の取材が入ったスクリーンには当初、庄司、ワッキー、ヤスチンが劇中のふんどし姿で来場。司会の松田を加えたこの4名というどう見てもはずれゲストでワッキーは「みなさん、はずれです(苦笑)」と語り観客を一瞬で失望させたが、実はこれはフェイク。この4人がしゃべり終わり、庄司が「一言だけ」と断って「ミキティー!」と絶叫したところで、藤原ら残りのメンバー全員を引き連れた品川監督が乱入。客席は先ほどまでの葬式のようなムードと打って変わって、歓声に包まれた。
あらためて始まったトークで、キャスト陣は品川監督の印象を尋ねられるとべた褒め。藤原が「妥協せずにカットを撮っていく良き監督で、すごく気を遣ってくれる」と言えば、中島は「空気を作るのが上手で、すごく現場にいやすかった」と絶賛。窪塚は「日本のタランティーノ。天才現る」と持ち上げ「何の天才かと言うとみんなの才能を引き出す天才。自分の力以上のものを出してくれる」と語る。
これには品川監督も「バラエティとの扱いの差に酔いそう」と照れ笑い。芸人仲間であり付き合いの長い河本は、バラエティなどでも品川が、周囲の良いところを引き出す才能を発揮していると称賛しつつ「品川とキングコングの西野(亮廣)はバラエティで嫌われてるからなあ(苦笑)」とフォローしていた。
品川監督は思わぬ絶賛の嵐に、列の反対側に佇む相方を見やり「おれ、庄司の良いとこ引き出せてるかな?」と反省の弁? ふんどし一丁の庄司は称賛を浴びる相方に「遠くに行っちゃったな」と寂しい笑みを浮かべ、笑いを誘っていた。
「サンブンノイチ」は4月1日から全国で公開。
フォトギャラリー
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
KILL 超覚醒
【面白すぎてヤバい映画】世界中の観客が熱狂・発狂し、配給会社が争奪戦を繰り広げた“超刺激作”
提供:松竹
ズートピア2
【質問:すみません、今年の冬、どの映画を観たらいいですか?】答え:私は「ズートピア2」を絶対に観ますね!!
提供:ディズニー
人生にぶっ刺さる一本
人生に迷ったとき、この映画が“効く”だろう。すべての瞬間が魂に突き刺さる体験が待っている
提供:ディズニー
ブルーボーイ事件
【日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化】鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
プレデター バッドランド
【ヤバすぎる世界へようこそ】“最弱”ד下半身を失ったアンドロイド”=非常識なまでの“面白さと感動”
提供:ディズニー
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“胸に響く感動”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ