大島美幸、おっさん役で「自分の中の男性ホルモン全て出し切った」
2014年3月23日 21:15

[映画.com ニュース]人気お笑いトリオ「森三中」の大島美幸が3月23日、映画初主演を果たした「福福荘の福ちゃん」の上映が行われた第6回沖縄国際映画祭で舞台挨拶に立った。丸坊主のおっさん役に挑んだ大島は、「女性を感じさせないように頑張ったが、監督から『今のは女っぽかった』と言われることもあったので、自分の中の男性ホルモンは全て出し切った」と満足げに撮影を振り返った。
同映画祭のコンペティションPeace部門に出品された今作の舞台挨拶には、大島のほか共演の荒川良々、徳永ゆうき、藤田容介監督が出席。映画のクランクイン前には、大島が報道陣を前に公開断髪式を行うなど大きな話題を呼んだ。「24時間テレビ」のチャリティーマラソンのために体重を15キロ落とした大島は、撮影に際して急きょ10キロ増量。なるべく布団で寝ないようにしたり、オーガニックな食品を口にしないようにしていたという。
大島は、オファーを受けたときのことを「なかなかない話なのに、女をすっ飛ばして男役かよって。昨日、桜坂劇場で一番前に座っていたおばあが『男にしか見えねえよ!』と言ってくれた」とニヤリ。荒川は、「来年の日本アカデミー賞では、渡辺謙と役所広司の間に主演男優として立っているんじゃないかな」と自信満々に語っていた。
全国公開を前に、すでにドイツ、イギリス、イタリア、台湾などで公開が決定しており、他国からもオファーが殺到しているという。
第6回沖縄国際映画祭は、24日まで。
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