アニメドール受賞の高畑勲監督、敬愛するM・オスロ監督と熱い握手!
2014年3月20日 15:35

[映画.com ニュース] アニメーションの振興を目的とした国際映画祭「東京アニメアワードフェスティバル(TAAF)2014」が3月20日、東京の日本橋三井タワーで開幕し、オープニングセレモニーが行われた。高畑勲監督が特別賞「アニメドール」を受賞し、短編コンペティションの最終審査員を務める仏監督ミッシェル・オスロがプレゼンターを務めた。
国内外の優れたアニメーション作品を上映し、人材発掘や育成、アニメーション文化と歴史の継承、アニメーション産業の振興を目的とした映画祭。日本国内で未興行のアニメーション作品を対象にした「コンペティション部門」をはじめ、 この1年間で日本のアニメファンを魅了した作品を対象とする「アニメオブザ イヤー部門」、アニメーション業界に貢献した先人達の歴史や技術を伝える「アニメ功労部門」など、さまざまなイベントを開催する。
「キリクと魔女」「アズールとアスマール」などで知られるオスロ監督は、超合金で作られた灰色のトロフィーを高畑監督に贈呈し、「黄金色ではないけれど、高畑監督に授与できることをうれしく思う。昔から高畑監督の作品が好き」と熱い握手を交わした。
高畑監督も、各部門を凌駕した革新的な人物・作品に贈呈される「アニメドール」の受賞に、「大変うれしく思う。しかも敬愛するオスロ監督からいただいたので、大変喜ばしい」と満面の笑み。昨年、8年の歳月をかけて完成させた「かぐや姫の物語」を発表したが、「色々な素晴らしい賞をもらってきたけれど、自分は絵描きじゃないので、優れたアニメーターやスタッフたちとの共同作業で成し遂げられてきたこと。その人たちのことを今も思い浮かべるばかり」とスタッフへの感謝を述べた。
セレモニーには、特別オープニング作品「鷹の爪7 女王陛下のジョブーブ」から声優を務めた木の実ナナと本田翼、FROGMAN監督らが参加し、レッドカーペットを彩った。「東京アニメアワードフェスティバル2014」は、東京・TOHOシネマズ日本橋で23日まで開催。
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