「ムカデ人間3」は米刑務所を舞台に500人がつながれる! 監督が明かす
2014年3月16日 19:50

[映画.com ニュース] カルトホラー「ムカデ人間」シリーズの第3弾で完結編「ムカデ人間3(仮題)」が現在、ポストプロダクションに入っている。同シリーズを手がけるオランダのトム・シックス監督が、米エンターテインメント・ウィークリーのインタビューに答えた。
人間の口と肛門をつなぎ合わせ、“ムカデ人間”をつくりたいという狂気に支配された主人公を描く「ムカデ人間」シリーズ。前2作はヨーロッパが舞台だったが、「ムカデ人間3(仮題)」は初めてアメリカで撮影が行われ、砂漠にある凶悪犯罪者用の重警備刑務所が舞台となる。そして、第1作では3人、第2作では12人がつながれたムカデ人間は、これまでに噂されていた通り、第3作では500人になるという。
シックス監督は、「第3作は、前2作ほどグロさはない。しかし政治的には最も過激で、自虐とダークなユーモアに満ちた作品になる」とコメント。さらに、「前2作はヨーロッパ的だったが、新作はこれまでで最高の製作費、派手なスコア、ワイドスクリーン、そしてXXLサイズのムカデ人間と、いろんな意味でアメリカ的だ」と話した。
事実、「ムカデ人間3(仮題)」には、アカデミー賞ノミネート経験を持つハリウッドスター、エリック・ロバーツが出演することでも話題を呼んでいる。ロバーツは、邪悪な州知事を演じる。
また、「ムカデ人間」に主演したディーター・ラーザー、「ムカデ人間2」の主演ローレンス・R・ハーベイがそろって新作にも出演するが、いずれも前作のハイター博士とマーティンとは異なる役どころに挑んでいる(米IMDbによれば、前者の役名はビル・ボス、後者はドワイト・バトラー)。ほか、トミー・“タイニー”・リスター、ロバート・ラサード、ブリー・オルソン、そしてシックス監督が本人役で共演する。
「ムカデ人間3(仮題)」は2014年中の公開を予定。
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