“スマウグとの対決”シーンの裏側に迫る「ホビット」ビデオログ公開!
2014年3月7日 11:00

[映画.com ニュース] 大ヒット中の「ホビット 竜に奪われた王国」から、製作の裏側を伝えるファン必見のビデオログ第3弾が、このほど公開された。
物々しい音楽をバックに佳境を迎えた撮影風景が矢継ぎ早に映し出され、「この撮影はレースだと思ってくれ」と、ピーター・ジャクソン監督の叱咤(しった)が飛ぶ──かと思えば、ビルボ役のマーティン・フリーマンとドーリ役のマーク・ハドロウ、ノーリ役のジェド・ブロフィーが卓球対決するひと幕を確認することができる。
「今のところ20勝無敗だ。負ける気がしない」とカメラ目線でキメるフリーマンのあとで、今回最も焦点が当てられているのは、第2章の重要キャラクター“スマウグ”が登場するシーンの撮影だ。ジャクソン監督の指示の下、グリーンバックの前で迫真の演技を見せるフリーマンのほか、スマウグの造形を担当するアート制作監督が登場し、「撮影中も竜のイメージは完成していなかった」と明かされる。「動きに無駄がなく、巨体だが何かにぶつかったりしない」「まず考えたのはとにかく巨大にすること」とジャクソン監督がイメージと着想を語るスマウグにビルボが向かい合うシーンは、今作の大きな見せ場のひとつ。スタジオは金貨や財宝で埋め尽くされており、フリーマンも「すごいセット」と驚きを隠さない。
バルド役のルーク・エバンス、統領役のスティーブン・フライ、召使いアルフリド役ライアン・ゲイジらが登場する“湖の町”の撮影紹介が終わると、追加撮影が終了した途端、一気にセットが解体されて元の更地へと戻されていく様子が映し出される。オークのメイクをしたままの出演者が「はい、WETAデジタルです」と、次の仕事(電話の受付)に向けた練習を披露する様子が笑いを誘う。
CGなどのVFXを加工していくポストプロダクションの紹介では、アニメーションや視覚効果のスーパーバイザーが登場し、激流を下るアクションやスマウグが巣くう宝物庫を再現するという新たな試みのために、1.5キロの川や1.8トンの金貨を実測したということが語られる。そして、ガンダルフが潜入する闇の勢力の要塞ドル・グルドゥアや、スマウグがいるエレボール地下でのカメラワークをシミュレートするための“バーチャルカメラ”も登場。CGで作られた仮想空間をのぞきながら、ジャクソン監督がカメラを振るう様子も網羅されている。
「(2013年分は)あと1回ある」と監督が明かすビデオログだが、次回はオーケストラによるハワード・ショア作曲のサウンドトラック収録が伝えられる予定だ。
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