【第86回アカデミー賞】視覚効果賞は「ゼロ・グラビティ」
2014年3月3日 11:25
[映画.com ニュース] 第86回アカデミー賞の授賞式が3月2日(現地時間)、米ロサンゼルスのドルビー・シアターで行われ、視覚効果賞に「ゼロ・グラビティ」(アルフォンソ・キュアロン監督)が選ばれた。
宇宙空間に投げ出されてしまった宇宙飛行士の極限的状況を最新VFXと3D技術を駆使して描いた同作は、今回のアカデミー賞で作品賞、監督賞などを含む最多10部門にノミネート。「ホビット 竜に奪われた王国」「アイアンマン3」「ローン・レンジャー」「スター・トレック イントゥ・ダークネス」が名を連ねた同部門で、栄冠を獲得した。
無重力状態を表現するため、撮影監督のエマニュエル・ルベツキや、フレームストア社の視覚効果監修ティム・ウェバーらが企画開発の段階から密に連携。シーンに応じて適切な照明をあて、宇宙空間ならではの複雑な光の現象を再現する装置「ライトボックス」や、狭い空間でカメラを移動させるワイヤーシステムなどを開発して作品に貢献した。独自のハイテク技術だけでなく、従来からあるパペット技法なども取り入れ、宇宙空間を疑似体験しているかのように感じさせる映像を作り上げている。
本作は、視覚効果に携わるアーティストや技術者、スーパーバイザーなどで構成される業界団体ビジュアル・エフェクト・ソサエティ(VES)が主催する、VESアワードで、最多8部門にノミネート。そのうち、長編映画部門(VFXが主導的な役割を果たした作品)をはじめとした6部門を制している。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
ショウタイムセブン
【阿部寛がヤバすぎる】異常な主人公 VS イカれた爆弾テロ犯…衝撃のラスト6分、狂気の向こう側へ
提供:アスミック・エース
芸能生活50年で“初”体験!
【無料】映画の面白さが何倍にもなる特別番組…貴重な瞬間を見逃すな!(提供:BS10 スターチャンネル)
「アベンジャーズ」と関係するかもしれない“大事件”
【物語のカギは“日本”!?】このマーベル最新作は観るべきか、否か――?
提供:ディズニー
セプテンバー5
【“史上最悪”の事件を、全世界に生放送】こんな映像、観ていいのか?ショッキングな実話
提供:東和ピクチャーズ
次に観るべき“珠玉の衝撃作”
【余命わずかの親友から奇妙なお願い】「私が死ぬとき隣の部屋にいて」――魂に効く“最高傑作”更新
提供:ワーナー・ブラザース映画
激しく、心を揺さぶる超良作
【涙腺が危ない】切なすぎる物語…さらに脳がバグる映像美×極限の臨場感にド肝を抜かれる!
提供:ディズニー