名撮影監督ロジャー・ディーキンス「ボンド24」続投せず
2014年2月24日 11:15
[映画.com ニュース] シリーズ最大のヒット作となった「007 スカイフォール」で撮影監督を務めたロジャー・ディーキンスが、続編「ボンド24(仮題)」には参加しないと報じられた。
エンタメ情報サイト「HitFix」の編集者でブロガーのクリストファー・タプリーが、「ディーキンスと食事をして残念なニュースを聞いた。彼は、次のボンドを撮影しないんだ」と、Twitterに投稿したことで判明。オファーの有無や、不参加の理由は分かっていない。
ハリウッドを代表する撮影監督であるディーキンスは、サム・メンデス監督と3度目の顔合わせとなった「007 スカイフォール」でアカデミー賞撮影賞に10度目のノミネート。今年の第86回アカデミー賞でも、ヒュー・ジャックマン&ジェイク・ギレンホール共演の「プリズナーズ」で同部門の候補になっている。現在、アンジェリーナ・ジョリーの監督2作目「アンブロークン(Unbroken)」の撮影を終えたばかりだが、次回作は決定していない。
ダニエル・クレイグ版ジェームズ・ボンドの4作目となる「ボンド24」は、前作「007 スカイフォール」の脚本家ジョン・ローガンとメンデス監督が続投。前作から参加のレイフ・ファインズ、ナオミ・ハリス、ベン・ウィショーが出演するものとみられている。2015年10月23日にイギリスで封切られたのちに、11月6日から全米公開される予定。