「風立ちぬ」アンコール上映が決定 日米アカデミー賞にあわせて5都市6劇場で
2014年2月21日 05:00
ゼロ戦設計者の堀越二郎と、同時代に生きた文学者・堀辰雄をモデルに生み出された青年技師・二郎の半生を描いた同作は、昨年7月20日に公開され、現在までに興行収入120億2000万円を記録。興収が100億円を突破した日本映画はこれまでに8本で、うち5本が宮崎監督作品となっている(「千と千尋の神隠し」304億円/「ハウルの動く城」196億円/「もののけ姫」193億円/「崖の上のポニョ」155億円/「風立ちぬ」120.2億円)。
これまでに支持されてきた過去の宮崎作品と異なり、ファンタジー要素がないながらも、興収で日本映画歴代6位にランクイン。昨年9月に長編映画の製作から引退を表明した宮崎監督の最後の作品を、映画館の大スクリーンで見ることができる貴重な機会となる。
また同作は、日本時間で3月3日に発表される米アカデミー賞の長編アニメーション作品賞にノミネート。同7日に最優秀賞が決まる日本アカデミー賞でも優秀アニメーション作品賞を受賞しており、アンコール上映は日米アカデミー賞授賞式にあわせて行われる。上映期間は2月22日~3月7日の2週間。上映劇場は、東京地区=新宿ピカデリー、TOHOシネマズ錦糸町/大阪地区=TOHOシネマズ梅田/名古屋地区=TOHOシネマズ名古屋ベイシティ/福岡地区=TOHOシネマズ天神/札幌地区=札幌シネマフロンティア。