蒼紫と翁が激突!「るろ剣」続編、伊勢谷友介×田中泯の共演シーン公開
2014年2月10日 08:00

[映画.com ニュース] 昨年12月末にクランクアップした、佐藤健主演2部作「るろうに剣心 京都大火編」「るろうに剣心 伝説の最期編」の京都で行われた撮影現場の様子が初公開された。伊勢谷友介、田中泯がそれぞれ御庭番衆御頭・四乃森蒼紫、柏崎念至/翁に扮し、互いの信念のため激しくぶつかり合う緊迫した場面を展開している。
「生身の存在感があるキャストが体を使ってアクションをやることで、漫画というフィクションを凌駕するところが見たい」という大友啓史監督の思いから、キャスティングされた伊勢谷と田中。ともにNHK大河ドラマ「龍馬伝」に参加したふたりが、再び大友組に挑んだ。原作ファンおなじみの衣装に身を包み、鬼気迫る演技で火花を散らしている。
蒼紫は原作でも人気が高い難役だが、伊勢谷は「(原作よりも)熱いところがあるかもしれない」と冷静沈着なだけではない人物として作り上げた。「あしたのジョー」(2011)で過酷な体づくりを行ったことで知られるが、本作でも片手で刀を振りかざすなど「追いつくのに精一杯。手が2倍くらいになっていくようで、頭のなかで整理するのは大変」と吐露するほど激しいアクションシーンに挑戦。それでも、「(大友監督は)1本目から目指すビジョンを明確にしていて、そこでスタッフがどれだけ暴れられるかということを常に現場でコントロールしている」と信頼を寄せた。
田中が演じたのは、巻町操(土屋太鳳)の育ての親で、“御庭番衆最恐”と恐れられた腕の持ち主。舞踊家としての経験を織り交ぜながら、「踊りには戦いというものがなく、唯一の敵は自分。踊りの世界では、自分の動きに相手の動きを取り入れることがないので、新鮮で面白くてしょうがない」と、60代とは思えぬ圧巻の身体能力を披露。体力維持の秘けつを問われると、「秘けつは何もないです。『社会が言う年齢にははなから従いたくない』というのが座右の銘かな(笑)。俺には俺の年齢がある」と語った。
「僕の踊りは自由なので、自分の体を見せる動きはたくさん知っているけれど、格好良く見せる要素がない(笑)。今回伊勢谷さんが相手なので、少しは格好つけないとなあとやっています」と話す田中に、伊勢谷は「泯さんのようなことができる役者さんってあまりいないと思うんです。そういう方とやらせてもらえるということは本当に幸せ」と最敬礼。そして、撮影の厳しさを明かし「泯さんは絶対諦めない。僕の座右の銘は『挫折禁止』なんですが、泯さんは目の前で体現している。僕はメディカルトレーナーにマッサージしてもらうのですが、泯さんはそのまま車を運転して帰っているんです」と舌を巻いていた。
「るろうに剣心 京都大火編」は8月1日、「るろうに剣心 伝説の最期編」は9月13日から東京・有楽町の丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国で順次公開。
(C)和月伸宏/集英社 (C)2014「るろうに剣心 京都大火/伝説の最期」製作委員会
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