桐谷美玲主演の戦隊ヒロイン「女子ーズ」に旬の若手女優が勢ぞろい!!

「勇者ヨシヒコ」シリーズ、「HK 変態仮面」などを手がけてきた福田雄一監督のオリジナル最新作。「名字に色が入っている」という理由だけで、世界征服を企み地球を襲う邪悪な怪人と戦う女子ーズのメンバーにさせられてしまった5人が、急な展開に疑問に感じながらも戦いに挑む……はずだったが、恋愛、仕事、美容に野暮用などで、なかなか全員がそろわない。ゆるいコメディを得意とする福田監督が、長年の構想を経て、不条理かつ理解を越えた存在“女子”を描く。

桐谷が扮するのは、生真面目な性格から女子ーズのリーダーとなるレッドこと赤木直子。映画「MONSTERZ モンスターズ」の公開が控える藤井がかなりギャルなブルー（青田美佳）、NHK連続テレビ小説「ごちそうさん」で西門希子役を演じる高畑が極めて貧乏なイエロー（黄川田ゆり）を演じる。昨年のNHK連続テレビ小説「あまちゃん」でブレイクした有村は、夢見る劇団員グリーン（緑山かのこ）、「桐島、部活やめるってよ」で脚光を浴びた山本はすこぶるお嬢なネイビー（紺野すみれ）に扮した。撮影は昨年3月に行われ、それぞれが大躍進を遂げており、2度と見ることのできない豪華な顔ぶれになっている。

女子ーズのコスチュームは、「逆境ナイン」「燃えよペン」「アオイホノオ」などで知られる漫画家の島本和彦氏がデザインした。昭和の特撮ヒーローを彷ふつさせるコスチュームに、福田監督も「カッコ良くも、とても美しくてかわいい仕上がりになった」と大満足だという。ポスタービジュアルには、妙に完成度の高い怪人と若干チープな“女子ーズロボ”も描かれており、ディテールにこだわりながらも脱力感あふれる世界観であることがうかがえる。

必殺技は、全員がそろった時だけ繰り出すことができる“女子トルネード”。その他、特撮ヒーローの聖地である採石場での本格的な格闘シーンや、5人の女子力をいかしたトークによる“口撃”も見どころだという。女子ーズの司令官チャールズ役の佐藤二朗のほか、安田顕、皆川猿時ら福田組の常連たちの出演も発表された。

「女子ーズ」は、6月7日から新宿バルト9ほか全国で公開。