イザベル・ユペール主演で物議をかもした写真集「エヴァ」を映画化 5月公開
2014年1月17日 09:45

[映画.com ニュース]第64回カンヌ映画祭で批評家週間50周年記念映画として上映された、イザベル・ユペール主演作「My little Princess」が、「ヴィオレッタ」として5月に劇場公開されることが決定。ポスタービジュアルがお披露目された。
モデル、女優として活動するエバ・イオネスコの初監督作。母親が実の娘のヌードを撮影したとして、1970年代に物議をかもした写真集「エヴァ」を題材に、仏女流写真家の母イリナ・イオネスコとの実話を映画化した。
少女ヴィオレッタは、仕事のため家を空けてばかりいる写真家の母アンナの愛に飢えていた。ある日、突然帰宅したアンナから撮影に誘われたヴィオレッタは、気に入られたい一心でモデルになることを決意。きらびやかな衣装をまとい、メイクをするようになったヴィオレッタは、あどけない子どもから大人びた色気を漂わせた退廃的な少女に変ぼうしていく。
ユペールがイリナをモチーフにしたアンナ、若手女優アナマリア・バルトロメイがエバをモデルにしたヴィオレッタ役で、センセーショナルな役どころに挑戦。ほかに、レオス・カラックス作品で知られるドニ・ラバンらが共演している。
本作で銀幕デビューを果たしたバルトロメイは、撮影当時10歳という幼さながら危うい美しさを体現し、インド・ムンバイ国際映画祭でユペールとともに主演女優賞を受賞。本作をきっかけに、カンヌ映画祭のポスターモデルに起用された。ポスタービジュアルは、「私はママのモノじゃない」というキャッチコピーとともに、10歳とは思えない妖艶な雰囲気をたたえたバルトロメイが鮮烈な印象を放っている。
「ヴィオレッタ」は、5月から東京・シアター・イメージフォーラムほか全国で順次公開。
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