バズ・ラーマン監督、ヒップホップ音楽を題材にしたTVドラマを企画
2014年1月12日 12:05

[映画.com ニュース] バズ・ラーマン監督が、ヒップホップ・ミュージックの黎明(れいめい)期を題材にしたテレビドラマを企画していることが分かった。
経済危機に見舞われ犯罪が多発していた1977年のニューヨークを舞台に、ふたりの若者の目線でヒップホップ・ミュージックの誕生と発展を描く。ミュージカル形式ではないが、音楽的な要素やパフォーマンスに重点が置かれ、登場人物たちの未来を暗示するシーンを挟みながらストーリーを展開するようだ。ラーマン監督がメガホンをとった映画「華麗なるギャツビー」には、製作総指揮を務めた人気ミュージシャンのジェイ・Zが楽曲を提供しており、再びコラボレーションが実現するかにも注目が集まる。
プロデューサーのショーン・ライアン(「ザ・シールド ~ルール無用の警察バッジ」)と、脚本家のスティーブン・アドリー=ギアギス(「UC アンダーカバー特殊捜査官」)が、ラーマン監督とともに企画を進めており、3人でプロデュースを手がける予定。すでに、ストリーミングサービスを展開するネットフリックスやアマゾン、ケーブル局FXとミーティングが行われており、Showtimeも興味を示しているという。プロジェクトへの関心は高く、パイロット版の制作とフルシーズン化はほぼ確実視されている。
ラーマン監督はこのほかにも、故スタンリー・キューブリック監督の未完の映画脚本「ナポレオン」を、スティーブン・スピルバーグがテレビのミニシリーズ化するという企画でも、メガホンをとることを検討中だ。ちなみに、「プレシャス」のリー・ダニエルズ監督もフォックスでヒップホップ文化を題材にしたテレビドラマを企画している。
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