見る側も痛い!?「キリングゲーム」本編映像公開!
2014年1月10日 10:30
[映画.com ニュース] ロバート・デ・ニーロとジョン・トラボルタが初共演し、壮絶な一騎打ちを繰り広げる「キリングゲーム」から、容赦のない“人間狩り”を象徴する本編シーンが公開された。
山小屋の前でひとり言をつぶやきながらワインをあおるコヴァチ(トラボルタ)を、森の奥から鋭い眼光で狙うベンジャミン(デ・ニーロ)。一瞬の隙を突いて矢を放つと、見事にコヴァチに命中。ガタガタと震えるコヴァチにベンジャミンが近づき「大丈夫だ、安心しろ」と声を掛けると、そこには頬を射抜かれたコヴァチが山小屋の壁に貼り付けになっている。
「じっとしてろ、見てやる」「痛いだろうが、見た目ほどひどくない」と話すベンジャミンの顔には、獲物を仕留めたとでもいう満足そうな笑みが浮かび、かつての戦争によって植え付けられた狂気が再び刺激されている様子がうかがえる。そして、恐怖でおびえるコヴァチに「楽にしてやる」とナイフを抜いて歩み寄り、ある恐ろしい行動に出る。
「キリングゲーム」は、アメリカ東北部からカナダへと広がるアパラチア山脈の大自然を舞台に、孤独に暮らす元米軍兵と、彼と因縁深い元セルビア兵の戦いを描くサスペンスアクション。全編でほぼ2人しか登場しないシチュエーションと、銃を用いず弓矢やナイフという原始的な武器で行われるサディスティックで生々しい戦いの描写が、人間の持つ狂気を浮き彫りにする。監督は、「デアデビル」「ゴーストライダー」シリーズのマーク・スティーブン・ジョンソン。1月11日から全国で公開。