一音でも間違えれば即死…緊迫感あふれる「グランドピアノ」予告編が公開
2014年1月10日 15:01

[映画.com ニュース] 華やかなコンサートホールを密室に見立て、正体不明のスナイパーと命を狙われたピアニストの駆け引きを描いたノンストップサスペンス「グランドピアノ 狙われた黒鍵」の予告編が解禁された。
過去の失敗からステージ恐怖症に陥ったピアニストのトムは、5年ぶりの復帰公演に臨むが、超絶技巧を要する難曲の譜面には「一音でも間違えたら、お前を殺す」とのメッセージが記されていた。姿なきスナイパーの銃口が自分に向けられていることを知ったトムは、誰にも助けを求められない状況の中、亡き恩師の残した難曲「ラ・シンケッテ」の演奏に挑む。
主人公トムを「ロード・オブ・ザ・リング」のイライジャ・ウッドが演じ、「ペーパーボーイ 真夏の引力」のジョン・キューザックが不気味な存在感で謎のスナイパーに扮する。「リミット」「レッド・ライト」などサスペンスの話題作を送り出してきたロドリゴ・コルテスが製作を務めている。
予告編は、復帰公演で演奏を披露しているトムが、やがて譜面に謎めいた脅迫メッセージを見つけ、自分はもちろん妻の命も狙われていることを知って驚がくする姿が映される。そうした中で盛り上がっていく華麗な演奏会、物語の鍵を握る黒鍵、不敵なスナイパーなどが次々と映し出され、緊張感をはらんだ映像に仕上がっている。
劇中、トムが演奏するピアノは、スタインウェイやベヒシュタインと並ぶ由緒あるピアノメーカーとして知られるベーゼンドルファー社製の名器インペリアルが用いられている。標準的なピアノの鍵盤の数は88だが、インペリアルは9つの黒鍵によって低音部を拡張した全97鍵。その黒鍵に隠された意外なミステリーが、登場人物の命運を決する物語のキーポイントになっているというユニークな設定も見どころだ。本作が長編3作目の新鋭エウヘニオ・ミラ監督がメガホンをとった。3月8日から全国で公開。
(C)NOSTROMO PICTURES SL / NOSTROMO CANARIAS 1 AIE / TELEFÓNICA PRODUCCIONES SLU / ANTENA3 FILMS SLU 2013
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