「ウルフ・オブ・ウォールストリート」がFワード数の新記録樹立
2014年1月7日 11:15
[映画.com ニュース] マーティン・スコセッシ監督とレオナルド・ディカプリオが5度目のタッグを組んだ「ウルフ・オブ・ウォールストリート」(1月31日公開)が、本編中に発声された放送禁止用語「ファック(fuck)」の回数に関して、メインストリームの劇場映画としては歴代ナンバーワンの新記録を樹立したことがわかった。
米バラエティによれば、上映時間約180分の「ウルフ・オブ・ウォールストリート」でFワードが発せられたのは506回。平均して1分間に2.8回、誰かが「ファック」と言った計算になる。なお、これまで最多とされていたのは、スパイク・リー監督の「サマー・オブ・サム」(1999)で435回だった。
「ウルフ・オブ・ウォールストリート」は、実在の株式ブローカー、ジョーダン・ベルフォートの回顧録(邦題「ウォール街狂乱日記/狼と呼ばれた私のヤバすぎる人生」)を下敷きに、20代で億万長者となったベルフォートの成功と放蕩、そして破滅をセンセーショナルに描く。
バラエティが参照したWikipediaページ(List of films that most frequently use the word "fuck")によれば、スコセッシ監督作はほかにも「カジノ」が422回で劇場映画中4位、「グッドフェローズ」が300回で9位にランクインしており、スコセッシはトップ10に複数の作品をランクインさせた唯一の監督ということになる。
ちなみに、ドキュメンタリーも対象に入れると、断トツの1位はFワードそのものを検証した映画「FUCK ファック」で、90分間に857回のFワードが発せられている