速水もこみち「軍師官兵衛」に意欲満々 「緊急取調室」で新境地開拓
2014年1月3日 13:10
［映画.com ニュース］ 速水もこみちが、1月5日午後8時からスタートするNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」に出演する。初の大河ドラマ出演で演じるのは、「黒田二十四騎」のひとり、母里太兵衛（もりたへえ）。並々ならぬ意欲をのぞかせ、「戦国時代の歴史上の人物を演じさせていただくのはとてもハードルが高いのですが、夢を追い続けた男たちをしっかりと見せていきたいという気持ちです」と話している。
岡田准一が主演する「軍師官兵衛」は、戦国乱世を終わらせるために突如現れた希代の天才軍師・黒田官兵衛の鮮烈な生涯を描く本格戦国時代劇。速水は、自らの役どころについて「母里太兵衛は民謡『黒田節』のモデルとなった人物で口べたですが、槍を持たせたらめっぽう強く合戦で活躍します。馬上で槍を振っているところをぜひ見ていただけたら」と自信をのぞかせている。
2013年は、NHK連続テレビ小説「純と愛」を皮切りに、主演作「浅見光彦」シリーズ、スペシャルドラマ「人生がときめく片づけの魔法」、情報番組「ZIP！」内の料理コーナー「MOCO’Sキッチン」など、ジャンルを問わない活躍を印象づけた。14年は、ドラマ出演が2本決まっており、初めての役どころに挑む。
もう1本のドラマが、テレビ朝日系の連続ドラマ「緊急取調室」（1月9日午後9時スタート）だ。天海祐希が主人公・真壁有希子に扮し、「白い巨塔」の井上由美子が脚本を手掛ける刑事ドラマ。速水は、警視庁刑事部捜査一課、殺人捜査第一係の刑事・渡辺鉄次を演じる。恐怖感や駆け引きの機微をもたない怪力の持ち主で、上司の命令であればどんなことにも従順に従う役どころだ。
撮影は順調に進んでいるようで、「大先輩の方々ととても良い雰囲気で現場に入ることができています。取調室という密室で、容疑者と刑事の会話劇が中心になっているので、ひと味もふた味も違う見どころの多い作品だと思います」と充実している様子。新年の抱負については、「2014年も新しいことを探しながら、映像を通して皆さんに楽しんでいただけるよう頑張っていきたい」と語った。
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