よしもとばななを魅了した「ダリオ・アルジェントのドラキュラ」予告公開
2013年12月24日 20:05

[映画.com ニュース] イタリアホラー映画界を代表する監督、ダリオ・アルジェントの最新作「ダリオ・アルジェントのドラキュラ」の予告編が、このほど公開された。アルジェント監督の熱狂的なファンとして知られる小説家よしもとばなな氏が、熱を込めたコメントで同作を紹介している。
アルジェント監督が「ジャーロ」(2009)以来2年ぶりにメガホンをとり、ブラム・ストーカー氏の怪奇古典小説「ドラキュラ」を映画化。過激な描写のためアルジェント作品初のR18指定となったオリジナル版で、劇場公開される。
ドラキュラ伯爵は、仕事を探して村にやってきたジョナサンの妻ミナを見初め、自分のものにしようとしていた。同じころ、不可解な噂を聞きつけた吸血鬼専門研究者ヴァン・ヘルシングが、村を訪れる。予告編は、怪しげで魅惑的な人物たちが織り成す怪異を、アルジェント作品ならでは色彩美で映し出す。「戦場のピアニスト」のトーマス・クレッチマンが口を鮮血で染め、次々と美女を手にかけるドラキュラ伯爵を熱演。ルトガー・ハウア扮するヴァン・ヘルシングと対じする。
よしもと氏は「雰囲気といい、色彩といい、音楽といい、人物たちの奇妙な美しさといい……この映画を見ている間の特別な時間はどこか懐かしく、胸が痛むような感じがした。映画がいちばん美しかった頃のなにかがよみがえってきた」と本作の魅力を語っている。
「ダリオ・アルジェントのドラキュラ」は、2014年3月8日から渋谷シネパレスほか全国で順次公開。
(C)2012 MULTIMEDIA FILM PRODUCTION s.r.l. – ENRIQUE CEREZO P.C. s. a. All Rights Reserved.
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
“愛と性”を語ることは、“生きる”を語ること
【今年最後に観るべき邦画】なじみの娼婦、偶然出会った女子大生との情事。乾いた日常に強烈な一滴を。
提供:ハピネットファントム・スタジオ
アバター ファイヤー・アンド・アッシュ
【シリーズ完全初見で最新作を観たら…】「こんなに面白かったのか!!」「歴史を変える傑作」「号泣」
提供:ディズニー
「アバターF&A」「ズートピア2」などが“500円”で観られる!
【正直、使わないと大損】絶対に読んでから映画館へ!
提供:KDDI
楓
【今年最大級に切なく、涙が流れた】双子の弟が亡くなった。僕は、弟の恋人のために“弟のフリ”をした
提供:アスミック・エース
ズートピア2
【最速レビュー】「最高の続編」「2025年頑張ったご褒美みたいな映画」「メロすぎる」「全員みて」
提供:ディズニー
SNSで大炎上中…
【非難殺到】「絶対に許すな」「町ごと滅べ」些細なケンカが…まさかの大事件へ
提供:ハピネットファントム・スタジオ