栗山航&南里美希「牙狼<GARO>」を引き継いだ重みを述懐
2013年12月23日 18:45
[映画.com ニュース] 人気特撮シリーズの新章として今年4月から放送された「牙狼<GARO> ~闇を照らす者~」のブルーレイ&DVD発売を記念し12月23日、主演の栗山航と南里美希が都内でファン100人を招待してのクリスマスイベントを行った。
南里はミニスカートのサンタスタイルで登場したが、栗山が「いいっすねえ」と鼻の下を伸ばしていると「何? そのエロオヤジみたいな反応」とピシャリ。今作の見どころを、南里は「前作までと違って、人間的に未熟な主人公と仲間たちの成長が魅力」と語る。一方の栗山は、「“特撮ドラマ”というよりも“アクションドラマ”と言ってほしいくらい、アクションに力を入れています」と胸を張った。
撮影は苦労が多かったようで、栗山は「ひざのアザが絶えなかったです。10センチ大の真っ黒いあざがいつもあった。あと、高所の屋上でヒモもつけずにやってましたが、いま思うと恐ろしい。その時はアドレナリンが出ていたのか、何とも思わなかった」と苦笑い。南里は「クランクアップの日、爆破のシーンで初めて爆発の瞬間を目の当たりにして、人生初の恐怖を覚えました」と述懐。栗山もこのシーンは印象深かったようで「あんなに熱いと思わなかった。叫んでいます(笑)。(放送時に)スローモーションになっているのが恥ずかしいぐらい、リアルにびっくりしてます」と明かした。
人気シリーズを受け継ぐというプレッシャーも当然あった。南里は「放送前に小西(遼生/前シリーズ主演)さんたちと一緒のイベントで以前からのファンの前に初めて立った時、品定めされているような気がしてプレッシャーを感じました」と明かす。撮影中は何も感じていなかったという栗山も、「放送前に不安が襲いかかってきた」という。それでも「放送が進むにつれて温かい声をいただいた」(南里)、「新しい『牙狼<GARO>』が見せられたと思うし、十分満足してます」と手応えを感じている。既に劇場版の新作製作も決定しているが、栗山は「流牙の成長を見せられたら」と意気込みを口にした。
ホラーと呼ばれる悪と戦う“魔戒騎士”の活躍を描く人気シリーズで、2005年の放送開始から主人公を務めてきた冴島鋼牙からバトンタッチする形でキャストを一新。ボルシティを舞台に放浪の魔戒騎士・道外流牙と仲間たちの戦いと成長を描く。
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