「ホビット 竜に奪われた王国」3分間の最新予告編が日本解禁
2013年11月29日 12:00

[映画.com ニュース] 累計発行部数1億冊を超えるJ・R・R・トールキンの冒険ファンタジー小説を、「ロード・オブ・ザ・リング」3部作のオスカー監督ピーター・ジャクソンが完全映画化する、「ホビット」3部作の第2章「ホビット 竜に奪われた王国」の最新予告編の日本版が公開された。
3分間におよぶ新たな予告編は、11月5日に全世界規模で同時開催・中継されたファンイベントで世界初公開されたもの。旅の目的地・エレボール王国にいよいよ迫ったビルボやドワーフ一行の前に、因縁浅からぬエルフ族や王国と関係の深い“湖の町”のバルドなどが立ちはだかる緊迫感があふれ、レゴラスらエルフ、アゾグ率いるオークの軍団などが繰り広げる怒とうのアクションが凝縮された内容となっている。固い絆で結ばれた旅の仲間たちは、次々と襲いかかる危機を突破し王国の奪還に成功するのか。数万の巨軍が行進するシーンからは、彼らの冒険が次第に世界の命運を握るスケールを帯びていくことを予感させる。
第3章「ホビット ゆきて帰りし物語」に向けて今年5月下旬からスタートした10週間におよぶ追加撮影は、7月26日に無事終了。ジャクソン監督は、12月13日の第2章「竜に奪われた王国」世界公開に向けて編集作業中だが、数年間にもおよんだビッグプロジェクトのクランクアップについて、「本当にビター・スウィートなものだった」と述懐。「撮影最終日というのは、いつだって感情的になるもの。友達やスタッフやキャストにさよならを言わなくてはいけないわけだから。今回の場合はシリーズ6作の最終日であり、さすがに『これで本当に最後なんだろうな』って思ったから、本当に奇妙な気分になったよ」と心境を語る。さらに、「例えば俳優の最終日というのは全員が同じではないから、最後の数週間は(撮影が終了した俳優ごとに)さよならの連続でかなり感情的になってしまう日々だったよ」とコメントを寄せている。
「ホビット 竜に奪われた王国」は、2014年2月28日より日本公開。マーティン・フリーマン、イアン・マッケラン、リチャード・アーミテージら前作からのキャストに加え、「ロード・オブ・ザ・リング」の人気キャラクター、レゴラス役としてオーランド・ブルームが出演。人気俳優ベネディクト・カンバーバッチが、邪悪な竜スマウグの声とモーションキャプチャーを担当していることも話題を集めている。
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