アマゾン、映像配信サービスをスタート
2013年11月28日 11:45

[映画.com ニュース] インターネット通販大手のアマゾンが、11月26日から映像配信サービス「Amazonインスタント・ビデオ」ストア(www.amazon.co.jp/aiv)をオープンした。同サービスでは、東宝、松竹、東映など国内の映画会社をはじめ、フジテレビ、テレビ朝日、TBS、日本テレビなどテレビ局による1万5000以上の作品を含む、2万6000本におよぶ国内外の映画、テレビドラマ、アニメ作品を取りそろえ、うち1万本以上のHDコンテンツなどを便利な検索機能やカテゴリー別に選び、レンタルまたは購入し視聴することができる。
昨年10月に電子書籍配信事業にも参入したアマゾンは、すでに国内上位のシェアを誇り、2500万曲以上の音楽も配信している。映像配信も加えたことについて、同社のジャスパー・チャン社長は「Amazonインスタント・ビデオストアを通じて、幅広い映像コンテンツを手ごろな値段で簡単に視聴いただけるようになり、日本のお客様により多くの選択肢をご提供できることを大変嬉しく思います。ご自宅にいながら、あるいは外出先でも好きな映画やテレビをその場でお楽しみいただけます。レンタルしたビデオを返却に行く必要はありませんし、延滞金も発生しません」とコメントを寄せている。
映画配給サイドでは、松竹の大角正常務が「今日は日本中の映画ファンにとって記念すべき日です。日本のデジタルエンタテインメント分野の成長性には非常に期待していますし、この歴史的な瞬間を迎えることができたことを嬉しく思います」と語り、歓迎している様子。ワーナー・エンターテイメント・ジャパンの福田太一GMも、「いよいよ日本のAmazonのお客様に『ショーシャンクの空に』や『ハリー・ポッター』シリーズ、人気アニメの『ジョジョの奇妙な冒険』など、名作、ヒット作の数々をデジタルでお手軽にお楽しみいただけるようになりました。本サービスにより、デジタル映像ビジネスのさらなる活性化に期待しております」と話した。
なお、本サービス開始を記念し、同サービスでは「グッド・ウィル・ハンティング 旅立ち」「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」などの人気映画が100円(SDの場合、HDの場合は200円)でレンタルできるキャンペーンを26日~12月31日に実施するという。
米国資本の大手の参入により、国内大手との激戦が予想される。無料を含め約11万本を扱うGyaO、有料作品約4万本を扱うTSUTAYA TVなど各社が、どのような対抗策で打って出てくるのかに大きな注目が集まる。
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