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加藤夏希、ディズニー新作「エンダーのゲーム」主人公に碇シンジ重ねる

2013年11月21日 20:30

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日本のサブカルチャーに影響を与えたSF小説を映画化
日本のサブカルチャーに影響を与えたSF小説を映画化

[映画.com ニュース] 女優の加藤夏希が11月21日、都内で行われたウォルト・ディズニーの新作映画「エンダーのゲーム」のPRイベントに出席した。1985年に発表され、日本のサブカルチャーにも多大な影響を与えたオースン・スコット・カードの同名SF小説を映画化。アニメ好きで知られる加藤は「エヴァやガンダムが影響を受けているのもわかる」と語り、父親から戦うことを強いられる第三子の主人公エンダーに「ちょっとさみしがり屋なところが、シンジくん(碇シンジ)みたい」と萌えていた。

エイリアンによる地球侵略を機に、戦争状態になった近未来の宇宙を舞台に、戦いを終わらせる能力を持つ少年エンダーの成長と戦いを壮大なスケールで描いた。エンダーを「ヒューゴの不思議な発明」のエイサ・バターフィールドが演じるほか、ハリソン・フォードベン・キングズレーら名優も勢ぞろい。「ウルヴァリン: X-MEN ZERO」のギャビン・フッドが監督・脚本を手がけた。

この日は加藤に加えて、“読書芸人”として知られる「ピース」の又吉直樹も駆けつけ、かねて絶版状態にあり、映画公開を機に復刊した原作本の魅力を「スケールの大きさはもちろん、主人公の葛藤や人間関係の作り方に興味が沸いた」とアピール。上巻を6時間、下巻を5時間かけて読破したといい「SFはあまり読まないが、これほど集中できたのは久しぶり」と明かした。

ふたりは本作の先見性にもひかれたといい「85年の作品なのに、ネットという言葉が普通に出てきたり、昔の感覚が全然ない」(又吉)、「時代を先読みしている。もし(原作が発表された)当時に映画化していたら、逆にチンプンカンプンだったかも。まさに今を描いている」(加藤)と持論を展開していた。

ディズニーは本作を引っさげ、日本最大の同人誌即売会「コミックマーケット(コミケ)」に初参入。12月29日から東京・江東区の東京ビッグサイトで開催を予定している「コミックマーケット85」の企業ブースに出展する。

エンダーのゲーム」は2014年1月18日から全国で公開。

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