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ディズニー、愛煙家だった創始者の伝記映画でも喫煙シーンをカット

2013年11月20日 11:45

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愛煙家だったウォルト・ディズニー
愛煙家だったウォルト・ディズニー
写真:ロイター/アフロ

[映画.com ニュース] 自社映画から喫煙シーンを排除する方針を打ち出している米ウォルト・ディズニーが、チェーンスモーカーとして知られた創始者ウォルト・ディズニーの伝記映画でも喫煙シーンをカットしていることが明らかになったと、ハリウッド・レポーター紙が報じた。

問題となっているのは「メリー・ポピンズ」の裏側を描く新作「ウォルト・ディズニーの約束」で、同作でトム・ハンクスがディズニーに扮している。先日、ナパバレー映画祭に参加したジョン・リー・ハンコック監督とプロデューサーのアリソン・ウォーウェンは上映後の質疑応答で、巨大複合企業ディズニーで創始者の物語を描くことに不安があったと告白。しかし唯一の要求は、喫煙場面をカットすることだけだったという。

同社が自社作品でタバコに火を付ける場面をカットする方針を数年前から打ち出しているため、「ウォルト・ディズニーの約束」でもそのルールを遵守。ただし、ディズニーが喫煙していたことを匂わせる要素はあり、ある場面ではハンクス演じるディズニーがタバコの火を消すような仕草がみられる。

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