5年ぶり来日のキアヌ・リーブス、「47RONIN」共演の日本人キャストに敬意
2013年11月18日 13:12

[映画.com ニュース]来日中のキアヌ・リーブスが11月18日、都内で記者会見を行い、主演最新作「47RONIN」(カール・リンシュ監督)をアピールした。日本の「忠臣蔵」をモチーフに、独自の解釈を加えた3Dアクション大作。共演する真田広之、浅野忠信、菊地凛子、柴咲コウ、赤西仁が同席するなか、「ここにいる皆さん、特に真田さんは私を導いてくれ、ふたりの旅を素晴らしいものにしてくれた」と日本人キャストに敬意を払った。
リーブスの来日は2008年の「地球が静止する日」のプロモーション以来、約5年ぶり。本作では、刀の達人であること以外は素性不明の流れ者カイを演じ「国土、名誉、武士道を取り戻そうとする男たちの物語。日本人なら誰もが強い思い入れをもつ物語で、これまで経験がない役柄に挑むのは、非常にやりがいがあった」と振り返る。
映画は主君の仇打ちに燃えるサムライの大石(真田)に加勢したカイが、わずか47人で圧倒的な軍勢を率いる吉良(浅野)と謎の女ミヅキ(菊地)に立ち向う姿を描く。2度の公開延期を経て、世界最速で12月6日に全国封切りされる。
満を持しての公開に、リンシュ監督は「初めてキアヌと打ち合わせしたのはもう何年前かな? 東洋的な精神を尊重しながら、ハリウッド大作という枠組みで映像化するのは、壮大なプロジェクト。最終的にはオリジナリティあふれる作品になり、今は誇りと安どを感じている」と感無量の面持ちだ。
一方、日本人キャストを代表し、真田は「各国のすばらしい才能が集まった作品で、個人的にもいい時間を過ごすことができた。日本人としてのアドバイス? それよりも日本人にない発想をありがたく受け取りながら、いかにオリジナルな作品をつくるかを目指した」と手応え十分の挨拶。「見たことがないエンタテインメントに仕上がった。ぜひ“参戦”してください」と力強くアピールした。
真田の挨拶に続き「貴重な体験をさせていただき、光栄。初めてのハリウッド映画で緊張もしていたが、カールが導いてくれた」(柴咲)、「今まで自分が参加したハリウッド映画とは大きく違う。何より“浅野家”の物語ですから。僕も絶対出たいと思ったが、監督が僕にくれたのは(浅野家の敵である)吉良だった(笑)」(浅野)、「とてもオリジナルな役なので、今までで一番楽しめる芝居だった」(菊地)と日本人キャストは思い思いに本作への思いを熱弁。赤西は「赤西でござる」と挨拶し、笑いを誘っていた。
関係者によると17日の午後、成田空港に到着したリーブスは、約500人のファンの出迎えを受け「日本に戻ってこられてうれしい。これからの何日間、日本でのプロモーションを楽しみにしています」とコメント。19日には、六本木ヒルズアリーナで開催されるプレミアイベントに参加する予定だ。
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