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生田斗真、海外映画祭デビュー!「土竜の唄」引っさげローマ国際映画祭に殴り込み

2013年11月18日 05:00

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ローマ国際映画祭でレッドカーペット を堂々と歩く「土竜の唄」の三池崇史監督
ローマ国際映画祭でレッドカーペット を堂々と歩く「土竜の唄」の三池崇史監督

[映画.com ニュース] 生田斗真の主演最新作「土竜の唄 潜入捜査官 REIJI」が11月15日(現地時間)、伊ローマで開催された第8回ローマ国際映画祭コンペティション部門で公式上映された。現地入りした生田、メガホンをとった三池崇史監督、原作者・高橋のぼる氏は紋付袴姿で登場し、レッドカーペットでは約300人のファンから熱烈な声援がおくられた。

「生田ローマ」「イタリアに来てくれてありがとう」など、日本語のメッセージを掲げるイタリア人のファンの姿も。海外映画祭デビューを果たした生田は、「お客さんとこんな風に映画を一緒を見ることは、日本ではあまりありません。観客の反応を身近で感じることができて刺激になったし、たくさんの笑い声を聞くことができて、こちらも楽しかったです。エロは全世界共通なんだと感じました(笑)」と振り返った。

海外映画祭の常連でもある三池監督に対しては、「海外からの反応を聞くと、自分のことのように誇らしく思います」とニッコリ。さらに、「イタリアの方々に知ってもらっていて、名前を呼んでもらえるとは予想もしていませんでした。海外映画祭の初夜、チョー気持ちよかったです!」とコメントを寄せた。

上映中はシーンごとに爆笑が起こったといい、三池監督も手応えをつかんだ様子で「日本のお客さんも、生田ファンももちろん楽しめる、喜び、笑い、驚きがつまった今までにないタイプの映画です」。そして、「観客の反応がスクリーンに反射してひとつの作品になる。そういう経験は毎回得られるわけじゃないですが、今日は楽しんでもらえてほっとしたし、ぐったりもしました」と語った。

ストーリーは、警察学校を史上最低の点数で卒業し巡査になった、正義感は人一倍強い玲二が署長から突然クビを言い渡されるところから始まる。表向きは懲戒免職という形をとりながら、潜入捜査官(通称モグラ)になれという命令だった。ターゲットは、関東一の広域暴力団・数寄矢会の轟周宝組長。同会傘下・阿湖義組の若頭“クレイジーパピヨン”こと日浦匡也に気に入られた玲二は、数々の試練を乗り越えながら轟へと近づいていく。

土竜の唄 潜入捜査官 REIJI」は、2014年2月15日から全国で公開。

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