貴族の退廃と愛の駆け引きを描く「危険な関係」テレビドラマ化
2013年11月18日 17:28
[映画.com ニュース] 過去にも何度となく映像化されているコデルロス・ド・ラクロの書簡小説「危険な関係」のテレビシリーズ化が企画されていると、米Deadlineが報じた。
同作を戯曲化し、それを自ら脚色したスティーブン・フリアーズ監督版「危険な関係(1988)」でアカデミー脚色賞を受賞したクリストファー・ハンプトンが脚本を手がける。英BBCが制作するが、米ネットワークへのセールスが想定されているという。キャストは未定。
18世紀のフランス貴族の退廃と愛の駆け引きを描いた「危険な関係」は、グレン・クローズとジョン・マルコビッチが主演した前述の「危険な関係(1988)」ほか、ロジェ・バディム監督版、藤田敏八監督が舞台を日本に置き換えて描いた「危険な関係(1978)」、現代のアメリカの高校生を主人公に翻案した「クルーエル・インテンションズ」など、国や世代を超えた映像作品を生み出している。