ネットフリックス、ドキュメンタリーでオスカー戦線に名乗り?
2013年11月10日 23:45
[映画.com ニュース] 米ストリーミングサービスのネットフリックスが、アカデミー賞ノミネートを狙っているとロサンゼルス・タイムズ紙が報じた。
ネットフリックスといえば、「ハウス・オブ・カード 野望への階段」などのオリジナルドラマを手がけ、今年のエミー賞で計14部門のノミネートを獲得したばかり。現在はオリジナル映画への進出を画策しており、ドキュメンタリー映画「ザ・スクエア(原題)」の独占権を獲得するための最終交渉に入っているという。
「ザ・スクエア(原題)」はエジプト革命を題材にしたドキュメンタリー映画で、今年のサンダンス映画祭とトロント国際映画祭で観客賞を受賞している。ネットフリックスは劇場公開と同時にストリーミング公開を画策していることから、アカデミー賞ノミネート作品を抱える可能性は高い。
アメリカでの契約者数はすでに3100万人を超え、傑作ドラマやドキュメンタリーで知られる米有料チャンネルHBOの契約者数を超えている。刑務所を題材にしたオリジナルドラマ「Orange is the New Black」も好評で、快進撃はまだまだ続きそうだ。