デ・ニーロ「『マラヴィータ』のために『グッドフェローズ』を見直した」
2013年10月31日 19:00
[映画.com ニュース] ロバート・デ・ニーロとマーティン・スコセッシというハリウッド屈指の黄金コンビが名を連ねる「マラヴィータ」で、デ・ニーロが久々のマフィア役に挑むに当たって、同コンビの傑作「グッドフェローズ」を見直していたことがわかった。
「マラヴィータ」でデ・ニーロが演じるのは、元は泣く子も黙るニューヨーク・マフィアのドンながら、仲間をFBIに売ったために、証人保護プログラムを受けて隠れ家を転々としている一家の主、フレッド役。「『ゴッドファーザー』や『グッドフェローズ』を見て育ったんだ」と公言しているリュック・ベッソンが監督しているだけにマフィア映画へのオマージュが満載で、劇中ではフレッド一家を監視するFBI捜査官(トミー・リー・ジョーンズ)とともに、「グッドフェローズ」を鑑賞するシーンも登場する。
同作について聞かれたデ・ニーロは、「見直したよ。DVDを見たんだ」と答え、「見ていなかったものがたくさん入っていた。特典映像まで見たよ!」という入れ込みよう。そして、「自分の記憶をリフレッシュさせるために、映画やインタビューを見直したいと思ったんだ」と、フレッド役への意気込みを語っている。
この「グッドフェローズ」だが、「『マラヴィータ』公開記念 ロバート・デ・ニーロ特集スペシャルウィーク!」と銘打たれ、テレビ東京の映画プログラム「サタ☆シネ」で11月16日深夜3時15分から放送が決定。また、「午後のロードショー」(午後1時25分~)では11月12日に「ボーダー」(アル・パチーノ共演)、11月13日に「15ミニッツ」(エドワード・バーンズ共演)と、2日連続で出演作が放送される。
「マラヴィータ」は、11月15日から全国公開。