三代目J Soul Brothers登坂広臣「ホットロード」で春山に!能年玲奈の相手役で映画初出演
2013年10月29日 05:00
[映画.com ニュース] 「三代目J Soul Brothers」の登坂広臣が、能年玲奈が主演する「ホットロード」(三木孝浩監督)に出演し、銀幕デビューを果たすことがわかった。脚本を監修する原作者の紡木たく氏は、宮市和希役を演じる能年とともに登坂の春山洋志役に太鼓判を押しており、「このおふたりでなければ映像化はありませんでした」とほれ込み、全幅の信頼を寄せている。
登坂扮する春山は原作でも人気のキャラクターで、バイクに命をかける心優しき不良少年という役どころ。孤独を抱えながら生きる少女・和希とともに、自らの居場所を探し、共鳴し合い、ひかれていく姿を描いていく。
映画初出演について、「抜てきしていただけたことはもちろん、春山という原作者の紡木たく先生、読者の皆さんの思い入れの強い存在に自分を抜てきしてくださったことに、深く感謝しています」と静かに喜びをかみ締めている様子。そして、「自分が音楽やエンタテインメントと向き合う気持ちと同様、この映画にも自分の出来ることを全力で気持ちを注いで精いっぱい頑張らせていただきたいと思います」と撮影を心待ちにしている。
また、メガホンをとる三木監督は、「時を超えて今なお強烈な光を放ち、愛され続けている伝説の原作を映像化できる喜びに身震いしています」と気合十分。さらに、「痛いほど純粋で、心揺さぶられるこのむき出しの愛情の物語を、心を込めて真っすぐに描きたいと思います」とコメントを寄せている。
同名原作は、「別冊マーガレット」(集英社刊)で1986年1月号~87年5月号に連載され、単行本は全4巻で累計発行部数700万部を突破した大ヒット漫画。映画は、望まれて生まれてきたわけではないと知り心を痛める和希が、夜の湘南で暴走族“Nights(ナイツ)”の春山に出会い、不良の世界に居場所を求めるようになる。春山への思いを募らせていく和希だったが、Nightsのリーダーとなった春山は敵対するチームとの抗争に巻き込まれていく。
11月にクランクインし12月に撮了予定の「ホットロード」は、2014年夏に全国で公開。