福山雅治、父になったら……子育て持論を語る「選択肢作ってあげたい」
2013年10月28日 22:49

[映画.com ニュース]歌手で俳優の福山雅治が10月28日、東京・新宿ピカデリーで行われた主演作「そして父になる」の上映後ティーチインに、是枝裕和監督ととも出席した。ファンから「今後、子どもが生まれたら、どんな父親になりそうか?」と質問されると、「こんな仕事してますから、もしかするといい学校に入れるかも(笑)。それはさておき、選択肢はたくさん作ってあげたいですね。最初から『こっちだよ』ではなくて」と子育てに関する持論を語っていた。
6年間育ててきた息子が、生まれたときに病院で取り違えられた他人の子だったという事実に直面する二組の家族の葛藤を描くヒューマンドラマ。27日までの国内動員は228万人を突破し、興収30億円突破は確実。この日も「今日で8回目の鑑賞」だという観客がおり、リピーターの多さもロングランヒットの一因となっている。
福山は「意図して何か役作りしたというよりは、(共演した)子どもたちに導かれ、引き出された面が大きい。そういう意味では能動的ではなく、受動的な現場だった」と述懐。ラストシーンの撮影では、思わず号泣してしまったといい「自分でもコントロールできず、びっくりした」と明かし、是枝監督も「俳優さんが演じることで、脚本のリライトを重ねるし、(役を作りこまず)現場で反応してくれる俳優さんのほうが一緒にやりやすい」と初タッグに改めて手応えを示していた。
この日、福山が登場することは一切、告知されておらず、是枝監督が福山を呼び込んだ瞬間、約580人の観客は悲鳴に似た歓声を上げていた。
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