ウィンターボトム監督、アマンダ・ノックス事件を映画化 ケイト・ベッキンセールが出演
2013年10月19日 13:20
[映画.com ニュース] マイケル・ウィンターボトム監督(「イン・ディス・ワールド」「マイティ・ハート 愛と絆」)の新作「The Face of an Angel(原題)」に、ケイト・ベッキンセールが出演することがわかった。
米Deadlineによれば、新作はバービー・ラッツァ・ナドー著のノンフィクション「Angel Face: Sex, Murder and the Inside Story of Amanda Knox(原題)」を映画化するもの。原作は、2007年にアメリカ出身の女性アマンダ・ノックスが、留学先のイタリアでルームメイトのイギリス人女子大生を殺害したとして、元恋人とともに殺人罪に問われた事件を題材にしている。
ノックスは、一審で有罪となり4年収監されたが、11年に控訴審で逆転無罪になり、アメリカに帰国。しかし今年4月、イタリア最高裁が無罪を言い渡した二審判決を破棄し、審理のやり直しを命じた。事件はアメリカとイタリアの国際問題にまで発展し、現在大きな注目を集めている。
映画はポール・フィラガーが脚本を執筆。モデルのカーラ・デルビーニュがノックス役、ベッキンセールが事件を追うジャーナリスト役、ダニエル・ブリュールが真相を暴こうと試みるドキュメンタリー映像作家役を演じる。間もなくイタリアで撮影開始の予定。