佐藤浩市「人類資金」封切りに感無量!「頭が真っ白、何も言えない」
2013年10月19日 16:40

[映画.com ニュース]俳優の佐藤浩市が10月19日、東京・有楽町の丸の内ピカデリーで行われた主演作「人類資金」(阪本順治監督)の初日舞台挨拶に登壇した。阪本監督とは10作目のタッグで「今日という日を迎えて、正直頭が真っ白。気の利いたコメントも何も言えない」と感無量の面持ち。それでも4カ国でロケを行い、総移動距離が5万キロを超えたと司会者が伝えると「マイルを貯めておけば良かった」と悔しがり、客席の笑いを誘っていた。
映画は敗戦直前に旧日本軍が隠匿したとされる財宝、通称「M資金」をめぐって、陰謀が繰り広げられるサスペンス大作。金融ブローカーを名乗って詐欺を繰り返す真舟雄一(佐藤)に、M資金を管理しているという財団「日本国際文化振興会」が接触する。同日、全国260スクリーンで封切られた。
阪本監督がM資金に関心をもったのは30年以上前だといい、「長年思い続けた企画だが、“資金”がなく、ずいぶんと時間がかかってしまった。ただ、経済がホットな話題になっている今現在こそ、公開するには一番いいタイミングだった」と手応えは十分。阪本監督と「亡国のイージス」以来のタッグを組んだ原作者・福井晴敏氏は「これほど受け止められ方が、想像つかない作品は初めて。もし難しいと感じたら、もう一度映画を見てほしいし、原作も読んでいただければ」とアピールしていた。
舞台挨拶には佐藤、阪本監督と福井氏に加えて、共演する香取慎吾、森山未來、観月ありさ、岸部一徳、オダギリジョーが勢ぞろい。謎の男“M”を演じる香取は、「監督から『慎吾に世界を救ってほしい』と言われたが、いただいた台本が難しく何度も読み返した」と振り返り、“M”の腹心に扮した森山は「撮影を通して、いろんなことを考え、最終的には人類こそが資金なんじゃないかと感じた」と話していた。
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