岩佐真悠子フルヌードで姫野カオルコ原作「受難」に主演 “アソコ”に人面瘡!?
2013年9月27日 06:00

[映画.com ニュース] 人気小説家・姫野カオルコ氏の直木賞候補作「受難」が映画化されることになり、主演を務める岩佐真悠子がフルヌードで作品の世界観を体現していることがわかった。演じたのは、天涯孤独で修道院育ちの汚れなき乙女フランチェス子。ある日突然、陰部に人面瘡ができてしまうという役どころで、撮影では自らの陰部を手鏡でのぞき見るシーンをはじめ、セックスシーン、全裸で疾走するシーンなどを大胆に披露している。
岩佐は、9月7日に封切られた主演作「009ノ1 THE END OF THE BEGINNING」での色気たっぷりの演技で、強烈なインパクトを残したばかり。R15の今作では、陰部に突然できた人面瘡から「おまえはダメな女だ!」と日々罵倒(ばとう)されながらも“古賀さん”と名づけ、けなげな共同生活を送ることで性と愛の本質とは何かを問いかける。岩佐は「いまだかつて、こんなにも自分との共通点を見つけられない役はありませんでした。主人公とはほぼ真逆の生き方をしてきた私。脚本を読んでいろんな意味で衝撃を受けました!」と述懐。だからこそ、「撮影は本当に手探りで毎日がパニックでした。ぜひ、この独特の世界観を見ていただきたいです!」と手ごたえのほどをうかがわせている。
姫野氏は、同名原作に加え「ツ・イ・ラ・ク」「ハルカ・エイティ」「リアル・シンデレラ」で直木賞候補に名を連ねている。今作を問題作たらしめた人面瘡とは、体の一部などについた傷が化膿し、その部位が人の顔のようなものになり、話をしたり物を食べたりするとされている江戸時代から言い伝えられている奇病中の奇病。古くは江戸時代前期の作家・浅井了意の「伽婢子」、近年では手塚治虫の「ブラックジャック」などに登場した。
メガホンをとるのは、新鋭・吉田良子監督。原作に強くひき込まれたそうで、「読み始めると一体なんだこれは! とページをめくる手が止まらず、笑い、考え、笑い、考え、そして最後には突然の涙。とんでもない(最高の)物語なのです」と魅力を話す。映画化に際しては頭を抱えたといい、「主人公を演じてくれる方がいるのだろうか? しかし、その心配は岩佐真悠子さんの登場で杞憂に終わります。驚くほど軽やかにフランチェス子を演じきり、今までに見たことのない姿でそこにイキイキと存在してくれたのでした」と“座長”の存在感を絶賛している。
岩佐のほか、淵上泰史、伊藤久美子、古舘寛治らが出演。音楽をNHK朝の連続テレビ小説「あまちゃん」で知られる大友良英が手がけ、撮影を芦澤明子が担当した。
「受難」は、12月7日に全国で公開。
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