広告業界のトップクリエイター3人、妻夫木聡主演作イメージビジュアルをデザイン!
2013年9月25日 08:00

[映画.com ニュース]テレビCMの世界一を決める国際広告祭が舞台となる、妻夫木聡主演作「ジャッジ!」のイメージビジュアルを、広告業界で日本を代表するクリエイター3人が、今作のイメージビジュアルをデザインしていることがわかった。この3種類のビジュアルの中から、全国の上映劇場の支配人が設置するポスター、チラシをジャッジ!(審査)するという、映画業界初のキャンペーンが展開される。
キャンペーンに参加したのは、AKB48「さよならクロール」CDジャケットデザインなどを手がけている秋山具義氏、岡本太郎現代芸術大賞優秀賞やイギリスD&AD金賞など受賞多数のアートディレクターでアーティストのえぐちりか氏、多摩美術大学統合デザイン学科教授を務める佐野研二郎氏の3人。秋山氏は「広告クライアントからの無茶ぶりに翻ろうされるクリエイターの心情を、超大げさにビジュアル化しました」とコメントを寄せ、えぐち氏は今作の脚本について「面白すぎました。これを書いた人と同じ業界にいることを本気で誇りに思います」と絶賛している。
サントリー「グリーンDAKARA」のテレビCMで知られる永井聡がメガホンをとり、東京ガス「ガス・パッ・チョ!」、トヨタ自動車「ドラえもん」シリーズといったテレビCMで、妻夫木とタッグを組んできた澤本嘉光が脚本を担当した今作。世界一のテレビCMを決定するサンタモニカ国際広告祭が舞台。広告代理店・現通に勤務する太田喜一郎(妻夫木)は、ひょんなことから広告祭審査員を務めることになり、妻を装って同伴することになった同僚のひかり(北川景子)ととともに、自社CMのグランプリ獲得のため奔走する。2人のほか、豊川悦司、鈴木京香、リリー・フランキーが、広告代理店に勤務する個性豊かなキャラクターに扮したことでも話題だ。
公式サイトでは、9月25日から3種類のビジュアルの人気投票を行っている。また、ポスターとチラシは10月5日から今作の上映劇場に設置予定。
「ジャッジ!」は、2014年1月11日から全国で公開。
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