前田敦子がふがいない女子を好演「もらとりあむタマ子」予告&ポスター公開
2013年9月24日 10:00
今作は、東京の大学を卒業後、父親が一人で住む甲府の実家に舞い戻り、就職もせず家業も手伝わず、だらだらと毎日を過ごすタマ子が、ちょっとした一歩を踏み出すまでの1年を、四季を通して描く。脚本は「ふがいない僕は空を見た」「陽だまりの彼女」の向井康介が担当している。
ポスタービジュアルに映し出された、無表情でたたずむタマ子(前田)は髪がボサボサで、女子力のかけらもない格好。さらに「逆ギレ、ぐうたら、口だけ番長。」「ただ今、実家に寄生(帰省)中」とネガティブな紹介が並んでおり、そんなタマ子がどのように成長していくのかに注目が集まる。
あわせて公開された予告編では、星野源が歌う主題歌「季節」が収録されている。寝食を繰り返し、漫画とテレビゲームにふけるタマ子は、黙って家事をこなす父親にケチをつける始末。ぼそぼそと文句を言ったり、時には声を荒げ理不尽な言い訳をしたりとふがいなさが目立つが、前田の演技によってタマ子の心情がゆるやかに映し出されている。
「もらとりあむタマ子」は、11月23日から新宿武蔵野館ほか全国で公開。