「ゼロ・グラビティ」最新映像公開!J・キャメロンもKO宣言
2013年9月15日 16:15
[映画.com ニュース] アルフォンソ・キュアロン監督の最新作で、サンドラ・ブロックとジョージ・クルーニーが共演する「ゼロ・グラビティ」の最新映像が、このほど公開された。「アバター」の3D体験で世界を圧倒したジェームズ・キャメロン監督が、「衝撃的だった! 完全にノックアウトされたよ。史上最もすぐれた宇宙の映像美で作り上げた、史上最高のスペース・エンタテインメントだ!」と絶賛するSF大作の一部が明らかになる。
最新VFXと3D技術を駆使し、地表から600キロ上空に広がる無重力空間を表現。生存に不可欠な要素が排除された極限状態に投げ出されてしまった、ふたりの宇宙飛行士の絶望と生への渇望を描く。先日閉幕したベネチア国際映画祭のオープニングを飾り、トロント国際映画祭でも特別上映された本作は、批評家がこぞって絶賛しており、早くも来年の賞レースの最有力候補と目されている。
公開されたのは、事故の顛末が描かれた1カットで、まるで自分が宇宙空間を浮遊しているかのような臨場感あふれる映像だ。ヒューストンからミッション中止の連絡を受けた直後に状況が緊迫し、破損したシャトルが大きく回転する中、思うように身動きを取れないもどかしさが伝わってくる。さらに、最後に一瞬だけ訪れる無音が、ブロック演じるストーン博士をとりまく無限の宇宙を象徴している。この映像は、9月13日から全国の劇場でも順次上映される予定だ。
称賛のコメントを寄せたキャメロン監督は、友人でもあるキュアロン監督の不屈の精神と思い通りの作品を完成させた手腕を称え、ブロックに対しては「私が見る限り、シルク・ドゥ・ソレイユのパフォーマー並みの大変さだったんじゃないかな。あれだけのことをやってのける人間はいないよ」と、惜しみない賛辞を送った。
キュアロン監督は、「サンドラとは、何よりも映画のテーマ、逆境にぶつかったあとの再生についてじっくり話し合った」と振り返る。重要な要素のひとつであり、検討を重ねたというストーン博士(ブロック)の息づかいについては、「ストレスと関連する場合もあるが、現実的に酸素の欠乏も示している」と、演出のこだわりを明かした。
一方のブロックはオスカー受賞者だが、「この映画では、それ以前の知識には頼れなかった」という。「ストーンのようなキャラクターはいなかったし、この映画のようなセットはなかったから。私たち全員が未知の体験に挑んでいたの」と述懐した。
「ゼロ・グラビティ」は、12月13日から3D/2Dで全国公開。
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