「地獄でなぜ悪い」舞台挨拶に園“似音”監督が乱入?
2013年9月14日 21:45

[映画.com ニュース] 鬼才・園子温監督が初めて挑んだコメディ映画「地獄でなぜ悪い」が9月14日、東京・台東区をメインに開催中の「第6回したまちコメディ映画祭in台東」のオープニングを飾り、主演の國村隼をはじめ、共演の友近、岩井志麻子、神楽坂恵が浅草公会堂で舞台挨拶に立った。
ヤクザの組長(國村)が愛妻(友近)の悲願を果たすため、娘(二階堂ふみ)の主演映画の製作を計画し、敵対勢力や映画監督志望の青年らを巻き込み繰り広げる騒動を、笑いとバイオレンス満載で描く。園組初参加となった國村は、「映画愛が詰まった疾走感のある映画。脚本を読んで、これは120%を絞り出さなければと思った。肉体的には疲れたけれど、メンタル的にはスッキリ」と充実感をにじませた。
“芸人界のセックスシンボル”を自称する友近は、「ヤクザ映画を見て育ったので、“極妻”を演じられることに感激。残酷になればなるほど笑えてしまう、愛すべきバカ映画」と大喜び。組長の妻を熱演し、「岩下志麻さんとは違うので、シーンによって『吉原炎上』の藤真利子さんや二宮さよ子さんをイメージした」と独特な役作りを明かした。
園作品常連の神楽坂は、「いつもは追い込まれて泣いていたけれど、今回はとにかく楽しかった。今までとは違う雰囲気の作品だけど、園監督らしい部分もとても出ている」。組長の愛人役を演じた岩井は、「監督にいじいじした感じでやってみようと言われ、いじいじやったら褒められた。その時に『女優が監督にほれるってこういうことなんだわ!』って思った。そうやって口説かれたんですよね?」と園監督の妻である神楽坂に突っ込み、笑いを誘っていた。
本作にも出演している水道橋博士が、園監督になりきり園“似音”監督としてサプライズ登場したが、会場の反応はいまいち。「園監督が突然芸人になりたいと言い出して、2人でライブをやった。その時に『映画祭に行く時はニセモノで出て』と言われた」と経緯を説明すると、神楽坂が「ちょっと似ている。一瞬『あれ、今日来たの?』って思った」と絶妙にフォローしていた。
「地獄でなぜ悪い」は9月28日から全国で公開。「第6回したまちコメディ映画祭in台東」は、東京・台東区の浅草・上野をメイン会場に16日まで開催中。
(C)2012「地獄でなぜ悪い」製作委員会
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