中居正広「ATARU」シリーズ終結宣言も、続編にも色気
2013年9月14日 14:22

[映画.com ニュース] SMAP中居正広の主演ドラマを映画化した「劇場版ATARU THE FIRST LOVE & THE LAST KILL」が9月14日、全国304スクリーンで封切られた。
中居は北村一輝、栗山千明ら連続ドラマからのレギュラー陣、映画から参加となった堀北真希ら共演者、木村ひさし監督と東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで舞台挨拶。「間違いなく皆さんの心に残る作品になった。役者や監督さんはけっこう、もう1回見てと薦めますが、強制はしません」と控えめにアピールした。
サヴァン症候群による特殊な能力を持った主人公アタルとは、昨年4月スタートの連続ドラマから対じしているだけに、「当初は本番で役になるまで20秒くらいかかったが、今は2秒でできます」と一瞬の早変わりも披露。一方で、「年齢も年齢だし、いつまであれだけチャーミングにできるか。もうしんどいし、僕にはあんな純粋な部分はありません」と消極的な言葉も飛び出した。
そして、「ドラマや映画をそんなにやる方でもないし、ドラマから映画になったのも初めて。(サブタイトルに)ラスト・キルとあるように、これが最後のATARUになると思う」とシリーズの終結を宣言すると、会場からはどよめきが。それでも「でも、ラストって言っておいて、またやってんの? っていう『海猿』のようなパターンもあることを心に留めておいて」と含みを持たせると、ファンから期待の拍手と歓声が沸き起こった。
その後は、司会を務めたTBS・安住紳一郎アナウンサーのお株を奪うように、名進行ぶりを発揮。ジャニーズ事務所の後輩で「Kis-My-Ft2」の玉森裕太が、「中居さんには学ぶことがたくさんあって、見習わなきゃと思った。ジャニーズで出会った先輩の中で一番最高です」と最大級の賛辞を送ったが、中居が言わせていたことを自ら明かし「合格、2000円」とご褒美を約束するなど、終始ご機嫌だった。
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