マイケル・シャノン「THE ICEMAN」予告で浮き彫りになる殺人鬼の二重生活
2013年8月30日 14:00
[映画.com ニュース]マイケル・シャノン主演で、実在の殺人鬼リチャード・ククリンスキーを描いた「THE ICEMAN 氷の処刑人」が、11月9日に劇場公開されることが決定し、あわせて予告編が公開された。ククリンスキーの狂気を体現した、シャノンの怪演を見ることができる。
アリエル・ブロメン監督が、ククリンスキー本人のインタビュー映像に感銘を受け、映画化の企画を始動。ククリンスキーの実話を題材に、家族を愛する表の顔と冷徹な暗殺者という裏の顔を持った男が送った二重生活を浮き彫りにする。
家族を大切にし、近所でも評判のよき夫・父親として知られていたククリンスキー。しかし、影では暗殺者として暗躍し、1986年に逮捕されるまでの約20年間、100人以上を殺害。死亡日時を判定できなくするため、死体を冷凍保存したことから“アイスマン”の異名で呼ばれた。
ククリンスキーはどのように秘密を隠し、ふたつの顔を使いわけていたのか。予告編は、最愛の妻と娘の幸せのため、殺人鬼となったククリンスキーを映し出し、謎に包まれた心の闇に迫る。ウィノナ・ライダー、レイ・リオッタ、クリス・エバンス、ジェームズ・フランコら豪華共演者も登場し、ククリンスキーを愛し、一方で崩壊に向かわせる人々を熱演している。
「THE ICEMAN 氷の処刑人」は、11月9日から全国で公開。