コールドプレイ「ハンガー・ゲーム2」で映画のために初めて楽曲書き下ろし
2013年8月20日 08:30
[映画.com ニュース] 全米で4億ドルを超える興行収入をあげた大ヒット作「ハンガー・ゲーム」のシリーズ第2弾「ハンガー・ゲーム2」に、英ロックバンド「コールドプレイ」が書き下ろしの新曲を提供することがわかった。世界で6000万枚のセールスを誇り、グラミー賞を7回、MTVビデオアワードを5回受賞しているトップアーティストのコールドプレイが、映画のために楽曲を書き下ろすのは今回が初めてとなる。
スーザン・コリンズの人気ヤングアダルト小説を映画化した「ハンガー・ゲーム」は、近未来のアメリカを舞台に、殺し合いのゲームに参加させられた16歳の少女カットニスの活躍を描いたサバイバルアクション。続編となる「ハンガー・ゲーム2」では、サバイバルゲームを生き残ったカットニスが、歴代のゲーム勝者たちを戦わせる新たなバトルに巻き込まれていく。カットニスを演じるジェニファー・ローレンスにとっては、「世界でひとつのプレイブック」でアカデミー主演女優賞を受賞してから初の主演作となる。
コールドプレイが書き下ろす楽曲は「ATLUS(アトラス)」というタイトルで、同バンド公式サイトには、ボーカルのクリス・マーティンによる直筆歌詞の画像もアップされている(http://www.coldplay.com/newsdetail.php?id=1307)。
本作でメガホンをとったフランシス・ローレンス監督は、「コールドプレイに多大なる尊敬と称賛をしており、映画のテーマ、世界観と彼らの曲がいかに合致するかを思うと興奮するよ。彼らの計り知れない情熱とプロジェクトへの熱意がこの企画を後押した。楽曲を世界中の人に聞いてもらうのが待ち遠しい」と喜びのコメントを発表。また、製作のライオンズゲート社音楽部門代表は「現代を代表するバンドの1つであるコールドプレイが主題歌を歌うなんてとても光栄。クリス・マーティンが映画の原作のファンであることも、また運命深い。彼らの楽曲が強力なサウンドトラックを後押ししている」と話している。
前作のサントラは2012年全米で最も売れたサントラとなり、中でもテイラー・スウィフトの書き下ろした「Safe and Sound」は、ゴールデングローブ賞とグラミー賞3部門にノミネートされ、2013年グラミー賞のBest song written for visual mediaを受賞するなど話題になった。今作のサントラにも豪華アーティストが参加予定で、近日中にその他の参加アーティストが発表される予定。
「ハンガー・ゲーム2」は12月27日から全国公開。
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