窪塚洋介&池畑慎之介☆、品川ヒロシ監督「サンブンノイチ」に参戦!
2013年8月20日 06:00

[映画.com ニュース] 俳優の窪塚洋介と池畑慎之介☆が、品川ヒロシ監督の最新作「サンブンノイチ」に出演していることがわかった。窪塚は悪魔のように凶暴な男・破魔翔(ハマショウ)、池畑は裏社会を牛耳る伝説的な金貸し・渋柿多見子を演じている。
「ドロップ」「漫才ギャング」を大ヒットに導いた品川監督の第3作は、木下半太氏の同名小説が原作。品川監督にとっては、初となる他者原作の映画化で、藤原竜也が主演を務めるほか「KAT-TUN」の田中聖、「ブラックマヨネーズ」の小杉竜一、中島美嘉の出演も決まっている。
今作は、人生の一発逆転をかけて銀行強盗を成功させた、キャバクラ「ハニーバニー」店長のシュウ(藤原)、ボーイのコジ(田中)、常連客の健さん(小杉)が、自分の取り分を少しでも増やしたいがために、駆け引きと騙し合いを繰り広げる。窪塚が演じる破魔翔は、3人が手に入れた数億円もの大金を裏で狙う凶暴な男という設定。品川監督は、もともと窪塚のファンだったといい「現場での窪塚さんはオーラがすごい。気さくなんだけど、悪役だから他のキャストとなれ合いにならないようにしていました。節々にプロフェッショナリズムを感じました」と絶賛する。
一方の窪塚は、オファーを受け際のことを「台本も役も面白かったんで、品川さんとお会いして、監督としての品川さんに魅力を感じたら決断しようと思っていました」と述懐。撮影を終え、品川監督への思いは「あえて言います、天才だと」と最敬礼だ。さらに、「I.W.G.P.(ドラマ『池袋ウエストゲートパーク』)の頃のアクターズハイというか、アクションシーンもカースタントシーンもセリフの掛け合いも、アドレナリン出ちゃうシーンばかりで、やっててめちゃくちゃ楽しかったです」と自信のほどをうかがわせている。
「雷桜」(2010)以来の映画出演となる池畑は、現場での品川監督について「的確な指示と優しい笑顔の奥に光る、厳しいプロの目に震えました」と振り返る。そして「長回しで、ふだんM寄りの自分から、ドSの役柄に跳べる面白さは……病み付きになりそうでした(笑)」とコメントを寄せている。
「サンブンノイチ」は、2014年に全国で公開予定。
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