森崎東監督、待望の新作「ペコロスの母に会いに行く」予告編を独占入手
2013年8月18日 12:00
[映画.com ニュース] 名匠・森崎東監督の9年ぶりとなる新作「ペコロスの母に会いに行く」の予告編を、映画.comが独占で入手した。
岩松了と赤木春恵が初共演を飾る今作は、岡野雄一氏の介護日誌漫画「ペコロスの母に会いに行く」「ペコロスの玉手箱」が原作。認知症の母みつえと、離婚し子連れで長崎に戻った息子ゆういちによる、心温まる日常のやり取りを描く。
公開された2分間の予告編は、満遍なくユーモラスな笑いがちりばめられており、一青窈が書き下ろした主題歌「霞道(かすみじ)」が今作の伝えようとしていることを絶妙に代弁している。特筆すべきは、ダブル主演の岩松と赤木による、どこまでも自然体な演技合戦。「ボケた母とハゲた息子」の日常が、温もりに満ちあふれた映像として切り取られている。
ふたりのほか、ロケ地となった長崎出身で約20年ぶりの姉妹共演となった原田貴和子と原田知世、加瀬亮、竹中直人らの姿を確認することもできる。
「ペコロスの母に会いに行く」は、11月16日から全国で公開。