マック赤坂、政界引退表明も「平和運動家は永遠にやります!」と決意新た
2013年8月2日 14:00
[映画.com ニュース] 東京・ポレポレ東中野でスマッシュヒット中のドキュメンタリー映画「映画『立候補』」の“参院選大反省会”と題された特別無料上映会が8月1日、東京・虎ノ門ガーデンシアターで行われ、主演のマック赤坂氏、藤岡利充監督、木野内哲也プロデューサーがトークイベントを行った。先日行われた参議院選挙で「5万票に届かなければ引退」と宣言していたマック氏は、「今日をもちまして政界を引退します。私はもう選挙には出ません。ただ、政治家というのは必ずしも国会議員にならなくてもよい。平和運動家は永遠にやります!」と政界引退及び活動家としての初志を表明した。
2011年に行われた大阪府知事選挙を舞台に、会員数ゼロの政治団体・スマイル党総裁のマック赤坂氏をはじめ、落選15回で日本記録の羽柴誠三秀吉氏、政見放送がYouTubeで150万回再生された外山恒一氏ら、泡沫候補として知られる立候補者たちの戦いに密着したドキュメンタリー。負けると分かっていてもなお立候補し続ける人々の夢、原動力に迫る。
マック氏は、「今まで8回選挙に出て、300万円の供託金はスマイルセラピーの宣伝料だとボロクソ言われてきた。スマイルセラピーの伝導のために政見放送をやったことが逆にマイナスとなり、政治や宗教に絡んでいるという印象を与えた」と反省。これからは、「平和運動です。平和ということは右とか左ではない。明日の朝8時、国会議事堂の前で演説します。恒久平和であり、武器よさらばであり、ガンジーです」と観客に熱く呼びかけていた。
藤岡監督は、「初めてマックさんに会った時、『おまえ、ラッキーだぜ。大阪府知事選出るぜ。大阪といえば羽柴秀吉。秀吉と信長の戦いを撮れ!』って言われた」と製作の経緯を述懐。羽柴氏は療養のため残念ながら対決はかなわなかったが、「バカみたいな夢を見ている人を追って力をもらえたらと思って始めたこと。それがまさかこんな多くの人に見ていただけるとは。今の日本が平和だからこそ、受け入れてもらえているのだと思う」と感慨深げ。木野内プロデューサーも、「泡沫候補と呼ばれる政治家を撮った映画になっているけれど、親と子の関係、マックさんと秘書の関係、人と人のつながりが政治に結びつくと感じて撮っていた」と振り返った。
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