中江裕司監督が講師「ヨコハマこども映画教室」で小学生が映画製作に挑戦!
2013年8月2日 20:00
[映画.com ニュース]映画を通じて想像力豊かな子どもたちの育成をはかる「ヨコハマこども映画教室2013」が8月2日、神奈川・横浜市のヨコハマ創造都市センターで始まった。「ホテルハイビスカス」の中江裕司監督が特別講師を務め、小学生32人が映画作りに挑戦した。
「こども映画教室」は金沢市の金沢21世紀美術館で2004年から毎年開催されており、今年は東京藝術大学大学院映画研究科の協力により、横浜での開催が実現した。脚本から撮影、編集、上映まで子ども主体で行うワークショップなどが行われ、子どもと一流アーティストや映画人との出会い、子どもの自主性を尊重し大人は手出し口出しをしないことに重きをおいている。これまで是枝裕和監督、萩生田宏治監督、諏訪敦彦監督、冨樫森監督、河瀬直美監督らが特別講師を務めている。
この日、保護者と離れ、初対面同士の子どもたちが打ち解けられるようなレクリエーションを経て、いくつかのチームに分かれて「自分の好きなもの、人」をテーマに撮影を行った。子どもたちは「撮りたいものを撮ると映画は楽しくなる」「(被写体に)大好きだと伝えることで、魅力を引き出すことができる」など、経験に裏打ちされた中江監督のアドバイスや、機材の扱いを教えるスタッフの説明に真剣に耳を傾け、撮影を楽しんでいた。
子どもたちはドラマチームとドキュメンタリーチームに分かれ、4日までの3日間で作品をつくり上げる予定だ。父親の勧めで参加したという小学5年生の女児は「ディズニーやジブリ、『ナイトミュージアム』が好き。(映画製作は)まだわからないけれど楽しい映画をつくりたい」と意気込んでいた。
また、8月10日には「こども映画教室」の過去の傑作選&メイキング映像の上映会が代官山蔦屋書店で開催される。定員80人、入場無料。
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