斉藤和義「潔く柔く」主題歌に新曲スローバラード書き下ろし
2013年8月1日 20:20

[映画.com ニュース] 少女漫画家・いくえみ綾氏の初映像化作品で、長澤まさみ、岡田将生が主演する映画「潔く柔く きよくやわく」(新城毅彦監督・10月26日公開)の主題歌を、斉藤和義が担当することがわかった。映画のために書き下ろした新曲「かげろう」を提供する。
同作は、高校1年生の夏に交通事故で幼なじみのハルタ(高良健吾)を失い、恋ができなくなってしまったカンナ(長澤)が、同じく過去につらい経験をしている赤沢禄(岡田)と出会い、ぶつかり合いながらも次第にひかれあっていく姿を描くラブストーリー。
1993年のメジャーデビュー以降、「やぁ無情」「ずっと好きだった」「やさしくなりたい」(ドラマ「家政婦のミタ」主題歌)などのヒット曲を送り出し、幅広い世代から支持される斉藤は今作の主題歌オファーを受けて原作、脚本を熟読。「今まで少女漫画に縁がなかったのですが、とても深いお話だなと思って、ぜひやってみたいと思いました」と、ストーリーの奥深さに感動したという。「大切なものを失ってしまった人が再生するまでの過程だったり、それぞれの登場人物や人間関係がとても魅力的だったので、それを歌にも表現できれば」と何度も歌詞とメロディーを書き直し、自身にとって久々となるスローバラードの「かげろう」を完成させた。
主演の長澤と岡田も斉藤の大ファンだといい、主題歌を聞いた長澤は「本当に和義さんの曲は恋愛物語というか“恋”とかにすごくしっくりくるなと思っています。歌詞なのかメロディーなのか声なのか分からないですけれど、本当にぴったりですよね」とコメント。さらに、「(今回の主題歌は)斉藤さんの楽曲の中でも好きなテイストです。斉藤さんの声を聴くと寂しくなります。それが良さなのかもしれないですね」とすっかりお気に入りの様子だ。
「かげろう」のCDリリースは現在のところ未定だが、8月3日より着うた(R)、iTunes着信音の先行配信が開始。また、同楽曲を使用した予告編が、映画公式サイト(http://www.kiyoku-yawaku.com/)および東宝のYouTubeオフィシャルチャンネル(http://youtu.be/HSiE7oytd4U)で配信中。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

ワン・バトル・アフター・アナザー
【個人的・下半期で最も観たい映画を実際に観たら…】期待ぶち抜けの異常な面白さでとんでもなかった
提供:ワーナー・ブラザース映画

大量殺戮の容疑者は、妻と4人の部下
【ネタバレを食らう前に、自力で“答え”にたどり着きたい】全感覚を研ぎ澄ませろ――超一級サスペンス
提供:パルコ

レッド・ツェッペリン ビカミング
【映画.com編集長が推したい一本】むしろ“最前列”で観るべき奇跡体験! この伝説を人生に刻め!
提供:ポニーキャニオン

“地球で最も危険な仕事”を知ってる?
【驚がくの実話】ヤバい、ヤバすぎる、スリルすごすぎた…生存確率0%からの生還に挑む超高評価作
提供:キノフィルムズ

すっげぇ楽しい超刺激作
【めちゃ笑った】激チャラ大学生が襲いかかってきて、なぜか勝手に死んでいきます(涙)
提供:ライツキューブ

映画を変えた“伝説の映画”
「マトリックス」「アバター」など数々の傑作は、このシリーズがなければ生まれなかった
提供:ディズニー

宝島
【超異例の「宝島」現象】こんなにも早く、心の底から“観てほしい”と感じた映画は初めてかもしれない。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント